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2007年03月
アイスアルジー!
1月に紹介しました、氷とともに生息している微細藻類アイスアルジーの画像を顕微鏡用デジタルカメラで撮影しました。左の画像は能取湖で採取した氷のコアに生息していたアイスアルジーです。その中身は、珪藻類がほとんどでした。珪藻類とは、細胞がガラス質の殻に覆われ、幾何学的な形をした微細藻類です。この画像は生きた状態で撮影したものですので、色素が確認できます。
3月になり、このアイスアルジーに関わる調査も終盤を迎えています。数ヶ月にわたり氷上調査を行ってきて、気になっているのは釣り人のマナーの悪さです。氷上にタバコの吸い殻はもとより、暖をとった炭がまき散らかしてあったりします。このような所業はいつか自分たちに返ってくるということを、もう少し自覚していただきたいと思います。
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2007年02月
テレビ撮影!
2月16日に網走に流氷が接岸しました。去年よりも遅い接岸でしたが、密度は今年の方が濃い感じがします。これに先立ち、2月中旬に知床半島のオホーツク海側にあるウトロに行ってきました。ここで俳優の的場浩司さんと流氷の海に潜り、アイスアルジーやクリオネ等が生息する氷下の生態系を見てきました。そしてダイビング後、的場さんとオホーツク海の豊かさについて話をしてきました。
その時の模様は、BSジャパンで放送されます。興味をもたれた方はご覧ください。
番組名:BSジャパン開局6周年特別企画
『地球!SOS
地球観測衛星"だいち"からの
警告(メッセージ)』
放送日時:2007年3月10日(土) 21:00〜22:55
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日時は未定ですが、地上波(テレビ東京系列)でも放送予定だそうです。
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2007年01月(2)
アイスオーガー!
ついにアイスオーガーの登場となりました。能取湖が全面結氷して数日が経った1月22日、氷上での調査を決行しました。
さて、アイスオーガーとは?
氷をコアとして採集する道具です。結氷面から筒状に氷柱を削り採るための道具です。
この氷柱の中にはアイスアルジーと言われる微細藻類が生息しています。アイスアルジーとは、もとは水中に生息していた植物プランクトンです。海水が凍る過程で氷の中に取り込まれたり、氷の底面に付着したりして、氷とともに生息している藻類のことです。氷から抜け出し、海水中に戻れば、植物プランクトンとなります。もちろん結氷下の水中には植物プランクトンも生息しています。能取湖が結氷し、氷のフタがされた状態でも、水そして氷の中で生産は行われているのです。植物プランクトンやアイスアルジーといった生産者がいるということは、それを餌とする動物プランクトンもいます。
結氷下の世界を、光も届かない暗黒の、生命活動もあまりない世界と思われている方もいるかもしれませんが、実は様々な生産活動が行われているのです。
氷の世界の生産者アイスアルジー、画像が撮れましたら、ご覧いただきたいと思っています。
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2007年01月(1)
謹賀新年!
新たなる年がはじまりました。今年もよろしくお願いします。
さて、今年最初の調査は、6日に能取湖の卯原内漁港で行いました。この調査は昨年末より行っているもので、氷が形成されていく過程で起こる様々な現象を調べています。今年の能取湖は例年に比べて、結氷するのが遅いようでしたが、19日の調査時には、ほぼ全面が結氷し、一面真っ白になっていました。12日の時点では、卯原内港内は凍結していましたが、突端部は蓮葉氷が漂っており、湖の中心部にいたっては、結氷しそうな気配すら感じられない状況でした。それが一週間後には全面結氷しました。一端凍り始めると早いものなのだと実感させられました。全面結氷すると同時に海鳥の姿も消え、それに代わって氷に穴をあけてチカやワカサギを狙った釣り人が集まってきています。
ようやく全域結氷を迎え、氷上調査が目前にせまってきました。氷の上で調査を行うには、もう少し氷が厚くなってからになりますが、いよいよ特注で製作してもらったアイスオーガーの出番のときを迎えます。アイスオーガーについては次回に紹介します。
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2006年12月
今年最後の調査!
8日、雪がちらつく中、能取湖で船を出しての年内最後の調査を実施しました。湖上で受ける風はなかなか冷たいものがありました!調査が終わり、帰路、4年生の二人は船を操船させてもらいました!ところどころ蛇行しつつも、無事港までたどりつくことができましたとさ!
これから能取湖は結氷するため、船は陸揚げされます。次に能取湖で調査できるのは、完全に結氷してからになります。いわゆる氷上調査です。
今月は研究室にオートクレーブ・乾燥器・ディープフリーザーがやってきました。さらに実体顕微鏡とデジカメ撮影装置も‥‥‥
今年4月からスタートした水圏生態学研究室!バタバタした激動の一年でしたが、師走を迎え、ようやく研究室としての中身が整ってきました。これも多くの方々のお力添えをいただいたおかげです。どうもありがとうございました。
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2006年11月
クロロフィル測定開始!
ターナーのキャリブレーションの予告がようやく完了しました。これまで測定できず、たまる一方だった能取湖のクロロフィル、無事、測定を完了しました。これからは即日、測定する予定です。
さて、クロロフィルの測定結果は‥‥‥
なかなか興味深い結果が出ています。今月、国立極地研究所で行われるシンポジウムでちょっとだけ話をしてきます。これからはクロロフィルのみならず、実際にいた植物プランクトンや動物プランクトンを顕微鏡観察して、データを出していかねばなりません。その結果がでてくると、さらにいろいろなことが見えてくることと思います。また、栄養塩を測定するオートアナライザーも導入されました。こちらも試薬類が整い次第、稼働させます。研究室にはクリーンベンチも入りました。あとは、オートクレーブ等の滅菌設備がそろえば、植物プランクトンの単離も始めます!
新しい学科ですが、徐々に武器がそろってきました。
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2006年10月
低気圧の影響は?
オホーツクキャンパスで収穫祭が行われていた今月の7、8日、猛烈な低気圧の襲撃を受け、暴風雨により、道東、網走界隈には大きな爪痕が残されました。その4日後に能取湖で調査を行ってきました。透明度は低く、河川からの流入による濁りが各所で確認されました。これから水サンプルやネットサンプルを解析することで、どのような影響があったかが推測されることと思います。
また、今月は分光光度計も手に入り、ターナー(蛍光光度計)のキャリブレーションの準備も整いました。来月早々には研究室でクロロフィルの測定を開始することができそうです。
さて、Dr.Sとは?
10月より水圏生態学研究室に博士研究員として来ることになった方です。専門は仔稚魚の食性です。フィールドワーク(特に船での)が得意(大好き?)な方です。実物見たい方はどうぞ水圏生態まで‥‥‥
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2006年09月
助っ人登場!
22日に紋別市にあるガリンコ号をかりて、海洋実習を行いました。実習では海洋観測、ロープワーク、チャートワークを実施し、そのうちロープワーク、チャートワークはガリンコ号の乗組員の方々のご協力のもとで実施され、海洋観測は水圏生態学研究室が担当しました。海洋観測は、教官・助っ人Dr.S・4年生二人の4人で、船のおもてとともにわかれ、実施しました。ここで採集したサンプルやデータは後期の学生実験で使用します。
助っ人Dr.Sについては、次の機会にでも紹介したいと思います。
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2006年08月
例年になく暑い8月だったらしい‥‥‥
1・2日と実習(水産加工場見学)、5・6日に世田谷でのキャンパス見学会そして26・27日はオホーツクでのキャンパス見学会が行われました。キャンパス見学会で顕微鏡を見たり、話を聞いてくれたみなさんありがとうございます。普段は目にすることのない、顕微鏡でしか見ることのできない生き物が、海を地球を支えているということを頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。
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2006年07月
7月より能取湖の海草藻場の調査もはじめました。
海草藻場は魚介類の産卵場、仔稚魚の生息場の提供、水質浄化や底質の安定化といった機能ももっています。能取湖にはアマモ、スゲアマモからなる海草藻場が形成されています。沿岸の水深1?2mでは、アマモが優占しており、それ以深ではスゲアマモが優占しており、ホッカイエビなどの生息場ともなっています。今回の調査では花枝を採集してきました。それを熟成させて種子を採取し、アマモ・スゲアマモの育成等の試験を実施していく予定です。また、能取湖の海草藻場の調査も定期的に行っていきます。
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2006年06月
6月は9日と28日に能取湖で調査を実施しました。
9日は東京情報大学の浅沼先生もお見えになり、強風の中、波にもまれながら、一緒に調査を行いました。
一方、28日は、天気良好、波もなく、気温もあがり、気持ち良くサンプリングができました。網走でも夏の気配を感じられようになりました。そして調査終了後、4年生のF君は船を操船させてもらっちゃいました!
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2006年05月
研究室に倒立顕微鏡(蛍光装置付き)と蛍光光度計(ターナー)が設置されました!
ようやく植物プランクトンの検鏡やクロロフィルの測定ができる環境が整備されてきました。
今月は1日と16日に能取湖で調査をしてきました。透明度は3.5m、クロロフィルの結果はまだですが、植物プランクトンが増殖しているようです(本当は調査風景の画像をアップする予定でしたが、デジカメを持っていくのを忘れてしまいました。来月こそは‥‥‥)
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2006年04月
ゼロからのスタート!
アクアバイオ学科の新しい研究棟の最上階に(見晴らしがよい!)水圏生態学研究室が発足しました。天気がよいときは知床連山ものぞめるはず‥‥‥
まだ実験機器等が揃ってないですが、研究室の整理をしつつ、次回の調査に向けて、実験器具の洗浄をせっせとやってます。 |