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NEWS
静岡県県立焼津水産高等学校

2008年7月31日

第二回高校訪問4-静岡県県立焼津水産高等学校-

 今回の高校訪問最後の地は、私の第二の故郷である焼津市と藤枝市の高校です。
 ここでは、静岡県県立焼津水産高等学校を紹介させていただきます(写真1)。
 静岡県県立焼津水産高等学校は、魚を育てる喜びと資源の大切さを学んでいる栽培漁業学科や「食」のプロになる食品科学科など、4学科1専攻科で構成されています。この学校の歴史は古く、私の祖父もこの学校の卒業生です。
 高校訪問の後、静岡市(写真2&3)と浜松市で地方教育懇談会に参加しました。この会には、たくさんの親御さんや東京農大OBがお越しになられました。改めて、東京農大の結束の強さに感動しました。
 私は、東京農大純血ではありませんが、緑(=東京農大)の血を少しずつ頂き、研究室の結束力を高めていきたいと思っております。そして、学生さん達が満足して卒業できる研究室になるよう、これからも精進いたします。皆様のご支援とご協力のほど、何卒宜しくお願いいたします。

静岡市夜景 静岡市夜景2
三重県県立水産高等学校 三重県県立水産高等学校

2008年7月31日

伊勢志摩の魚屋さん

 三重県南部は伊勢湾、熊野灘などよい漁場がたくさんあり、漁業が非常に盛んです。
 今の季節、近海もののヨコワ(クロマグロの幼魚:写真1)やカツオ、そして大型のブリ(写真2)が店頭に並んでいました。
 また、この地域では、海面養殖が盛んで、養殖マダイが格安で販売しておりました(写真3)。
 珍しいものとしては、アマダイやキンメダイがありました(写真4)。
 これから、カツオがおいしい時期だそうです。伊勢志摩に行く機会がありましたら、是非お召し上がりください。

三重県県立水産高等学校2 三重県県立水産高等学校3
白いズワイガニ

2008年7月30日

白いズワイガニ

 先日、経済の伝書鳩の記者、大本さんから「ロシア船で水揚げされたズワイガニの中に、白いズワイガニがいたので、コメントをお願いします」と依頼されました。残念ながら、高校訪問?地方教育懇談会で出張しており、写真でしか確認できませんでした。ただ、甲殻類の仲間は、脱皮後、白いものがいたり、餌によって白くなったりすることが報告されており、遺伝性が強いアルビノではなく、おそらく白変種だと推測しました。、このような例は、他の県でも観察されているようです。
 海の中には我々がまだまだ知らない謎がたくさんあります。当研究室ではこうした謎を学生さん達と楽しみながら一つずつ解明していきます。ご興味のある方は、研究室にお越しください。お待ちしております。
 8月2日(土)及び8月3日(日)は世田谷キャンパスにてキャンパス見学会が開かれます。私も模擬講義(両日13:00から)をさせていただき、水の中の生物の謎についてこれまで我々が解明してきたことについてお話させていただきます。ご興味のある方、ふるってご参加ください。

三重県県立水産高等学校

2008年7月30日

第二回高校訪問3-三重県県立水産高等学校-

 先にご紹介した英虞湾や伊勢湾に囲まれた素晴らしい立地にある三重県県立水産高等学校さんを訪問させていただきました(写真1,2&3)。
 三重県県立水産高等学校さんには、大学時代の先輩である堀川先生、後輩である千野先生が教員として勤務されています。三重県県立水産高等学校の諸先生方、お忙しい中、話を聞いてくださり、誠にありがとうございました。
 これまで、三重県県立水産高等学校からは、1名、アクアバイオ学科に入学しています。全国の水産高等学校の皆様、アクアバイオ学科を志望校にしてみませんか?

三重県県立水産高等学校2 三重県県立水産高等学校3
伊勢地方の田園

2008年7月30日

第二回高校訪問2-三重編-

  今度は、私の第4の故郷である三重県伊勢地方の高校さんを訪問させていただきました。
 約1年ぶりの伊勢地方訪問でした。当日は天候も良く、伊勢地方の田園(写真1)や伊勢神宮の脇を流れる五十鈴川(写真2)、はまゆう(写真3)、英虞湾(写真4)、伊勢湾(写真5)を横目に見ながら三重県県立水産高等学校を目指しました。

五十鈴川 はまゆう
英虞湾 伊勢湾
厚木西高等学校 自然科学部2

2008年7月29日

第二回高校訪問1-神奈川編-

 7月15日から7月21日かけて、第二回高校訪問と地方教育懇談会に行ってきました。
 まずは、神奈川県厚木市の第二回高校訪問についてです。厚木市は、網走市と(本校の厚木キャンパスがあることに因んで)友好都市となっております。また、私の出身地でもあります。
 今回は、私の母校である厚木西高等学校をご紹介いたします(写真1)。校長先生及び進路先生に面談させていただいた後、かつて所属していた自然科学部がある生物教室を見に行きました。すると、校友と作った標本がまだ飾られており、感動しました(写真2,3&4)。
 末筆ながら、厚木北高等学校、厚木清南高等学校、厚木東高等学校の諸先生にお礼申し上げます。また、母校の恩師で、今回、ご訪問させていただいた藤沢西高等学校の小島先生、伊志田高等学校の阿部先生、伊勢原高校の山口先生及び厚木高校の中山先生、お忙しい中、面談してくださいまして誠にありがとうございました。
 今回訪問させていただいた各高等学校の皆様、貴殿貴女の先輩が、オホーツクキャンパスをはじめ東京農大で学んでおります。皆様のお越し、お待ちしております。

自然科学部2 自然科学部3
全国一斉休漁

2008年7月29日

全国一斉休漁

 先日、燃料価格の高騰で全国一斉休漁がありました(写真)。
7月28日、自民党の水産関係合同会議で、燃料価格の高騰で休漁などに追い込まれた漁業従事者に対する緊急対策を提示し、了承されたそうです。ただ、燃料を多く消費する漁業者を優先する方針だそうで、補てんを受けた漁業者は、効率的な燃料使用や操業により、一割カットが義務付けられるそうです。
 燃料価格の高騰は様々なところに影響を及ぼしています。限りある資源の有効利用について、もっと考えなければいけないと考えさせられました。

所信表明
所信表明2

2008年7月28日

アクアゲノムサイエンス研究室所信表明

 7月26日(土)、アクアゲノムサイエンス研究室所属3年生+大学院生の所信表明が行われました(写真1&2)。
 当研究室の所信表明は、各人がこれから行う研究について説明をすることです。人前で発表することは、日頃の研究室セミナーや私の講義で慣れているので、皆さん、上手に行っておりました。また、活発な意見交換が行われ、それぞれ、研究者としての片鱗を示していました。セミナーに参加された伊藤雅夫教授も「立派」とお褒めくださいました。
 当研究室では、これからも、その筋の「匠」となるべく人材の育成に教員一同、全力で挑みます。皆様のご支援とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

エゾイバラガニ

2008年7月25日

エゾイバラガニ

 先日、いつも御世話になっている万泰丸の佐藤光栄船頭から十脚目異尾下目タラバガニ科エゾイバラガニ属のエゾイバラガニ(通称ミルクガニ)を頂きました(写真)。
 このカニ、殻がむきやすく非常に食べやすいカニです。なかなか市場に出回ることはないのですが、たまに網走のお寿司屋さんや居酒屋さんで出るそうです。機会がありましたら、是非お召し上がりください。おいしいですよ。

遺伝子による見分け方

2008年7月25日

タラバガニとアブラガニの見分け方-遺伝子による見分け-

 先に外部形態によるタラバガニとアブラガニの判別の仕方をご紹介しました。しかし、脚だけのものや、身だけのものは、食の通でない限り、その判別はなかなか難しいものとなっております。そこで、ミトコンドリアPCR-RFLP(制限酵素断片長多型)法(制限酵素によって切断された DNA 断片の長さが、同一種内の個体間で異なるー多型を示すーことを利用した技法)という方法で、タラバガニとアブラガニ、、タラバガニという名の下販売していた脚だけの試料(ある企業から依頼されました)を判別してみました。この実験方法は東北大学の池田先生のグループによって報告された論文をそのまま引用しました。
 その結果、見事にタラバガニとアブラガニが判別され、脚だけの試料がアブラガニであることがこの実験で判明しました(写真:ピンクの部分が遺伝子。タラバガニとアブラガニ位置が違います。)。見えないものを見えるようにする遺伝子の実験、素晴らしいですね!!皆様、食品偽装にお気をつけください。

ウナギ

2008年7月24日

本日は、土用の丑の日

 今年の土用の丑の日は、本日です。
 知り合いの養鰻業者さんにお話を聞いたところ、今年はシラスウナギの値段が高く、原油が高騰したため、ウナギの値段は高いそうです。
 網走は、最近、雨の日が多く、暑くありません。が、暑い地域の皆様。ウナギを食べて、暑い夏を乗り切ってください。

アブラガニ

2008年7月24日

タラバガニとアブラガニの見分け方-アブラガニ-

 タラバガニと似ているアブラガニ。それではどこが違うのでしょうか?
 まずは、ひっくり返してみます。すると、アブラガニは白っぽい色を呈しています。これがタラバガニとの違いです。また、丸のところには4つの突起があるのが特徴です。
 さらにアブラガニの漁期は1月-6月、タラバガニの漁期は7月-12月と重複していません。

アブラガニ2 アブラガニ突起
タラバガニ

2008年7月23日

タラバガニとアブラガニの見分け方-タラバガニ-

 十脚目・異尾下目(ヤドカリ下目)・タラバガニ科に分類されるタラバガニとアブラガニ。皆さん、区別の仕方はご存じですか?
 タラバガニは、写真のようにひっくり返すと黒っぽいのがポイントです。また、丸のところには6つの突起があるのが特徴です。
 タラバガニ、腹肢が左側のみにあるなど、ヤドカリ類の特徴があるそうです。また、カニは横方向に移動するのが一般的だが、タラバガニは縦方向にも移動できるそうです。

タラバガニ2 タラバガニ突起
ココノホシギンザメ

2008年7月22日

深海魚ココノホシギンザメの解剖

 今年、4月、当研究室の石渡君と福岡くんが、独立行政法人水産総合研究センター東北水産研究所の海洋調査に行ってきてくれました。そして、2週間の航海で、雌雄3尾ずつ、ココノホシギンザメをもらってきてくれました。この深海性の魚についてはわかっていることが少なく、これから当研究室では、千葉さんにこの魚について研究を行ってもらいます。今後の成果にご期待ください。
 写真は、先日、解剖したときの様子です(写真2のピンセットで摘んでいる部分は生殖腺です)。

ココノホシギンザメ開腹 ココノホシギンザメ頭部
マーク先生 マーク先生2

2008年7月22日

第6回国際魚類内分泌学会に参加発表しました-学会編-

 さてさて、肝心の学会です。今回の学会、私の専門分野の研究は少なかったのが少々残念でした。ただ、大学院時代の研究室の大先輩である基礎生物学研究所長濱先生の魚やヒトデの生殖腺形成に関与する内分泌物質に関する基調講演には、本当に感動しました。また、サバにマグロを産ませることを着実に実現化へと進めている東京海洋大学の吉崎先生の研究も素晴らしかったです。
 話は変わりますが、学会で、私は水産総合研究センター養殖研究所田中博士の研究グループに従事していた際に行った研究(ニホンウナギとヨーロッパウナギの雑種作成)をポスター発表しました。また、共同研究者であるニュージーランドオタゴ大学のマーク先生の学生さんであるショーン君が、私がニュージーランドに留学していた際に少し手伝ったウナギの初期卵形成に関する研究で、口頭発表しました。また、マーク先生のポスター発表にも共同研究者として名前を入れていただきました(写真1はマーク先生。写真2はマーク先生と彼の研究室メンバーとの記念撮影です。彼らとは、今後も共同研究を続けていきます)。この場をお借りしてお二人にお礼申し上げます。

エイの卵殻 エイの卵殻2

2008年7月15日

これは、、、何でしょう。

 先日、いつもお世話になっている万安泰丸の佐藤船頭からおもしろいものをいただきました。
 皆さん、写真1は何かわかりますか?海藻?いえ、違います。







 それでは写真2ではいかがでしょう?虫?これまた違います。
 正解は、エイ類の卵殻です。この卵殻、非常におもしろく、外は、毛のようなもので覆われています(世田谷及びオホーツクのキャンパス見学会で展示します。ご興味のある方はお越しください。)。そして、中身は、、、。綺麗な白い卵が入っていました(写真3)。エイ類は、子供を産む卵胎生のものが多いのですが、ガンギエイ科の仲間(写真4:この魚はドブカスベです。ミズカスベとして)は卵殻を産みます。しかし、この仲間の卵殻の同定は、今のところ非常に難しいのが現状です。  余談ですが、このエイの卵殻、「たこのまくら」などと呼ばれています。形だけでなく、名前もおもしろいですね。

エイの卵殻3 ドブカスベ
うみがめ

2008年7月15日

うみがめ

  九州大学臨海実習場のそばには、うみがめという地場産の魚を激安で販売している魚屋さん(写真1)があります。
 ここでは、活きたカンパチ(写真2)、ヤリイカ(写真3)、マダイやオコゼなどを売っておりました。また、鮮魚コーナーには獲れたてのコノシロやトビウオ(写真4)、シロギスやコウイカ(写真5)、タイの仲間を売っておりました。
 いずれも新鮮でおいしそうですね。

カンパチ ヤリイカ
コノシロ&トビウオ シロギス&コウイカ
福岡県立水産高校等学校

2008年7月15日

高校訪問5-福岡編その2:福岡県立水産高等学校-

 高校訪問では、様々な高校を訪問させていただいております。昨年、鹿児島、宮崎、大分の水産高校をご紹介させていただきましたので、今回は、まだご紹介していない福岡県立水産高等学校をご紹介いたします。
 福岡県立水産高校等学校は福岡県福津市津屋崎にあります(写真1)。この高校の目の前には、綺麗な津屋崎海水浴場そして玄界灘があります(写真2&3)。素晴らしい環境です。余談ですが、この高校、大学時代の寮の同部屋の先輩と同級生の出身高校です。そして、高校の逆側には、九州大学臨海実習場があります。かつて、私はこの実習場で少しだけですが実験させてもらったことがあります。今回はご不在でしたが、大学時代の先輩がここにはいらっしゃるので、また次回、お邪魔させていただこうと考えております。
 福岡県立水産高等学校さん、お話を聞いてくださり誠にありがとうございました。貴校からの学生さんのお越しお待ちしております。

玄界灘 玄界灘2
カルガリーオリンピックの会場 カナダ景色
カナダ景色2

2008年7月15日

第6回国際魚類内分泌学会に参加発表しました-バンフ国立公園編-

 国際学会では、学会の中日に、その地域の観光名所巡りツアーというものがあります。本学会でもそのツアーはありました。
 今回、行った場所はバンフ国立公園です。途中、カルガリーオリンピックの会場や広大な景色を横目に見ながら(写真1、2&3)、バンフ国立公園に行きました。バンフ国立公園は世界遺産に登録されています(写真4)。
 私は、東京海洋大学の吉崎先生、北海道大学の清水先生、東京大学の日下部先生、東京工業大学と愛媛大学の学生さん達とゴンドラを乗りに行きました。途中、エルフと呼ばれる大きな鹿に出会うことができました(写真5)。また、ゴンドラの終着点からは雄大なカナディアンロッキー(写真6&7)やかわいらしいリス(写真8)を見ました。そして、帰路の途中には、美しい湖を眺めることができました(写真9)。
 ただ、私の感動は他の諸先生に比べるとかなり低いものでした。というのも、バンフ国立公園も素晴らしかったのですが、網走や知床にはここに劣らない自然があるからです。このツアーでオホーツクキャンパスの素晴らしさを改めて実感しました。

バンフ国立公園 エルフ
カナディアンロッキー1 カナディアンロッキー2
リス 湖
電気泳動

2008年7月14日

実習を取り入れた講義

 私の担当する「水圏生物の分子生物学」というアクアバイオ学科2年生の講義では、講義中に実習を取り入れています。昨年の学科HPでも紹介していますが、今年も2年生に分子生物学の実験を実際にやってもらい、講義内容を自分の手で理解してもらいました。基礎実験でも、分子生物学の実験はやっていますので、さすがに手慣れていました(写真)。今後が楽しみです。

篠原博士の調査

2008年7月11日

国立科学博物館の篠原現人研究主幹が調査で網走に来られました

  学科HPでも紹介していますが、国立科学博物館動物研究部 脊椎動物研究グループ 篠原現人博士が網走にお越しになられました。目的は、調査です。当研究室の勇士数名も篠原博士の調査にお邪魔させていただきました(写真1,2,&3*もちろん、北海道道庁&網走漁業協同組合さんの許可を得て調査しています)。たくさんの魚が採れ、早速、同定です(写真4&5)。今回の採集魚も科学博物館の標本庫に保管されるそうです。
 末筆ですが、ボランティアでセミナーをしてくださった篠原博士にお礼申し上げます。

篠原博士の調査1 篠原博士の調査2
同定 同定2
カルガリー大学

2008年7月10日

第6回国際魚類内分泌学会に参加発表しました-カルガリー大学編-

 6月22日から27日までカナダカルガリーで行われた第6回国際魚類内分泌学会に参加発表してきました。
 学会が行われたカルガリー大学は、カルガリー郊外にあります(写真1)。郊外ですが、大学構内には素晴らしいゲストルーム(写真2&3)があり、さらにはバー(写真4)を含めたくさんのお店がありました(写真5)。海外の大学は、いろいろな国から学生が来るのでどこの国にも対応できるように上記のような快適なシステムができあがっています。もちろんairネットシステムも完備していました(余談ですが、このシステムはオホーツクキャンパスにもあります!)。また、郊外にあるため、自然も豊かでウサギやリス(写真6&7)が元気に遊んでいました。
 学会の様子などは、また後日ご紹介いたします。

カルガリー大学ゲストルーム カルガリー大学ゲストルーム2
カルガリー大学,bar カルガリー大学,店
カルガリー大学,ウサギ カルガリー大学,リス
鈴木淳志先生の標本

2008年7月9日

国立科学博物館-中野-に、また、お邪魔しました

 先日、上京する機会がありましたので、国立科学博物館にお邪魔してきました。早速、先日送った鈴木淳志先生の標本を河合博士に見せていただきました。それらの標本は、番号や採集日時や場所などが記載され、しっかりと管理されていました(写真1,2,3,4&5)。
 今後、鈴木先生の標本は国内外を問わず、多くの研究者に利用されるでしょう。末筆ですが、標本を引き取ってくださった国立科学博物館に改めてお礼申し上げます。

鈴木淳志先生の標本2 データベース
データベース 保管庫
門司港駅周辺

2008年7月8日

高校訪問4-福岡編その1-

 今年は、福岡県の高校さんも訪問することができました。まずは北九州市です。魚部という水生生物の保護に力を入れている部活(TVでもよく取り上げられているそうです。様々なイベントでたくさんの賞を受賞しているそうです)がある北九州高校さんなどを訪問させていただきました。
 高校訪問の後、門司港駅周辺(写真1)を散歩しました。関門海峡を挟んで、学生時代過ごした下関を見ました(写真2&3)。下関や北九州は私にとって第3の故郷(私には第5、、、ぐらいまで故郷があります。随時、ご紹介いたします)です。故郷にいると気分がリフレッシュします。故郷はありがたいですね。

関門海峡 関門海峡2
大分県立海洋高校

2008年7月8日

高校訪問3-大分編-

 大分では、昨年もお邪魔させていただいた大分県立海洋高校さんなどを訪問させていただきました。大分県立海洋高校さんには、素晴らしい看板があり、感動しました(写真1)。全国の水産高校さんの学生さん達は、おそらくこの看板の志を持っていると思います。皆様のアクアバイオ学科へのお越し、お待ちしております。
 「川」見学(写真3&4)や大分の美しい景色(写真5)を横目に見てながら、福岡県へ移動しました(写真6は、大分県宇佐駅で出会ったアカテガニです)。

大分の川 大分の川
大分の美しい景色 アカテガニ
ミズウオ

2008年7月7日

網走漁業協同組合さんに深海魚ミズウオを頂きました

 先日、網走漁業協同組合さんから「珍しい魚が獲れたから取りにおいで!」と連絡をいただきました。
 市場に行ってみると、そこにはヒメ目ミズウオ科のミズウオがいました(写真1&2:体長約1.4m)。ミズウオは、深海性の魚なのですが、たまに浅いところにもいるそうです。しかし、網走で獲れるのは非常に珍しいのです。
 東海大学海洋科学博物館では、この魚を研究しており、この魚の胃から海洋投棄されたプラスチックゴミを発見しています。すなわち、海洋汚染を探索するマーカーとしてこの魚は優れているのです(味はおいしくないそうです)。私も早速、今回の魚を解剖してみましたが、ゴミはなく、ナメダンゴの仲間がたくさん入っているのを確認しました(写真3)。網走沖はまだ汚染されていなくてよかった、、、と少々安心しました。

ミズウオ2 ミズウオ開腹
カワヤツメ

2008年7月4日

メスのカワヤツメ

 先日、産卵のため海から遡上してきたヤツメウナギ目ヤツメウナギ科カワヤツメを西網走漁業協同組合さんからいただきました(写真1)。
 カワヤツメは体長50cmほどになる大型のヤツメウナギです。カワヤツメはアンモシーテスと呼ばれる幼生時代(このときには、眼がありません)は、川底の泥の中に潜って生活し、その後夏の終わりから秋にかけて変態(このときに、眼ができます。そして、体が銀色になります)し、海へ行きます。海洋生活期は、不明なことが多いのですが、吸盤状の口(写真2)で、他の魚に吸い付き吸血をしていると考えられています。
 今回の個体は生殖孔(写真3)に膨らみが認められ、メスだと判断しました。そして、解剖してみたところ、やはり卵巣が確認できました(写真4&5)。
 この個体の一部は、生物生産学科動物資源管理学研究室の吉川先生の研究にも使われています。

吸盤状の口 生殖孔
卵巣 卵巣
日の出

2008年7月4日

初夏の朝

 最近、留守をすることが多かったのですが、網走、すっかり初夏の様子です。
 現在の日の出時刻は、早朝3時40分ぐらいです。そして日の入りは19時30分と、約16時間もお日様が出ています。早朝はいつもに以上に綺麗な空を見ることができます(写真)。
 観光シーズン到来です。是非、網走にお越しくださいませ。

オサガメ
ラッコの剥製

2008年7月4日

網走市立郷土博物館

 先日、当研究室の学生さん達と網走市立郷土博物館に行ってきました。ここは、昭和11年に建設、開舘したもので、北海道で最も歴史の古い博物館のひとつだそうです。
 ここでは、網走の歴史がわかる考古・民族資料や網走の大自然にいる生物たちの剥製(写真1,3,4,5,6)を見ること&触ること(写真2ではラッコの剥製を触っています)ができます。
 入館料金は、大人120円と非常に安価です。

イトウ 網走の魚
海獣 オオワシ&オジロワシ
エゾホトケドジョウオス エゾホトケドジョウメス

2008年7月3日

エゾホトケドジョウを増殖させるための研究を始めました。

 WEBトラブルがあり、昨今、更新することができませんでした。申し訳ございません。今日、復旧しました。これからもよろしくお願いいたします。
 環境省の指定する絶滅危惧VU(絶滅の危険性が増大している種)に値するドジョウ科ホトケドジョウ属のエゾホトケドジョウを増殖させるための研究を始めました。
 エゾホトケドジョウは、日本固有種で、北海道の淡水域を代表する魚です。近年の開発により、その数は激減し、絶滅の危険性が増大している種となってしまいました。
 網走管内では、まだ自然がたくさん残されているため、たくさんのエゾホトケドジョウを観察することができます。しかし、この状況がいつまでも続くとは限りません。そこで、当研究室ではこの魚を保全するための第一段階である「増殖させる技術の確立」を試みています。この研究は鈴木崇正君が行っています。
 先日、網走管内の小川からエゾホトケドジョウを採集してきました。
 写真1のようにオスは黒いバンドが体にあります。一方、メスではバンドが見られません(写真2)。これから夏にかけて繁殖シーズンです。今後の成果にご期待ください。

2008年6月20日

トラフグの実験を開始しました

 五十嵐君、木下君そして平山君(写真1)の卒業論文研究の対象魚は、トラフグ(写真2&3)です。
 網走に、トラフグはいません。そのため、トラフグは共同研究先で、いつもお世話になっている愛媛県にある株式会社西南自動車さんに譲与していただきました。これから、このトラフグを使っていろいろな研究を行って行きます。今後の成果にご期待ください。
 当研究室では、網走近郊にいる水圏生物から、諸外国に生息する熱帯性の水圏生物まで、いろいろな生物の研究を行っています。大学の立地に関係なく、楽しい研究ができる!!ということをモットーにこれからも頑張ります。皆様のあたたかいご支援とご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

トラフグ トラフグ
大雨

2008年6月20日

高校訪問2-宮崎編-

 鹿児島の次は、話題の宮崎県です。
 昨年もお邪魔させていただいた高校さんを中心に訪問させていただきました(訪問させていただい宮崎県の各高校さんにお礼申し上げます)。
 宮崎県も大雨でした(写真1&2)。
 高校間の移動中の楽しみは、「川」見学です(写真3)。川には個性があり、同じかたちの川というものはないと個人的に思っております。九州には良い川が多く、機会があれば、生物調査をしたいと企てています。
 高校訪問は、大分県、福岡県にも行きました。また、次回、ご紹介させていただきます。

大雨2 川
富士山

2008年6月20日

高校訪問-鹿児島編

 6月9日月曜日、水圏生物の免疫学の講義終了後、九州方面の高校を訪問しに離網しました。
 翌日、羽田は晴天で、離陸後、数十分後に美しい富士山を上空から見ることができました(写真1)。
 羽田空港から2時間弱で、鹿児島空港に到着しました。鹿児島空港には、なんと足湯がありました(写真2)。
 鹿児島の天気は、、、大雨でした。そのような中、枕崎の港では漁師さん達が雨にも負けず、網の手入れをされていました(写真3)。海の男は、どこもかっこいいです。
 枕崎お魚センター(写真4&5)では、地元名産のカツオの加工品がたくさんありました。どれも非常においしかったです。
 末筆ですが、今回、訪問させていただい鹿児島の各高校さんにお礼申し上げます。

足湯 枕崎港
枕崎お魚センター 枕崎お魚センター
イラコアナゴ イラコアナゴ2

2008年6月17日

イラコアナゴ

先日、万泰丸さんから、ウナギ目ホラアナゴ科ホラアナゴ属のイラコアナゴをいただきました(写真1)。
 開腹したところ、卵巣があり、雌だということがわかりました(写真2)。
 イラコアナゴは、四国から北海道にかけての水深200〜3000mの深海の底に棲む魚です。
 この魚、見た目はものすごく悪いのですが、味は絶品。身は非常に柔らかく、脂もしっかりのっており、ウナギやマアナゴ以上においしい魚です。
 なかなか市場に出ることはありませんが、網走のお寿司屋さんではたまに出ることがあるそうです。
 機会がありましたら、幻の一品をお召し上がりください。

ウグイ ウグイレントゲン

2008年6月9日

レントゲン

 今年5月7日の当研究室のWEBで紹介しているウグイ(写真1)のレントゲン写真を大学院生の堀口くんと3年生の千葉さんに撮ってもらいました。
 その結果ですが、写真2のように見事に骨が曲がっていました。しかも、数カ所にわたって、、、。この骨、曲がった箇所を伸ばすと全長を超えます。したがって、この魚の成長は、骨が曲がったことにより抑制されたということが考えられました。しかし、なんで、このような骨曲がりの魚になったのでしょうか?脊椎骨のみの異常なので、物理的な影響だと考えられます。真相は定かではありませんが、網をくぐり抜けた時の影響と推定しています。

ゲンゲ ゲンゲ2

2008年6月9日

ゲンゲ

 いつもお世話になっている中村漁業勝喜丸さんからキチジの延縄漁で一緒に釣れたゲンゲ科のヘビゲンゲと思われる魚を頂きました(写真1&2)。
 この魚は、オホーツク海の大陸斜面付近に多く生息しているそうです。
 キチジの延縄漁では、他にも色々な魚が釣れます。今後、随時それらをご紹介していきます。ご期待ください。

コイとシジミ料理

2008年6月6日

網走湖産の大きなコイ

 先日、当研究室が常日頃お世話になっている内海さん(西網走漁業協同組合所属)のお宅で、当研究室の学生さん数名と共に網走湖で獲れた大きなコイとシジミをご馳走になりました(写真1)。ご馳走になったコイがどのくらい大きいかと言いますと、、、体長約80cmの大型個体でした(写真2&3)。
 この場をお借りして、内海さんそして料理してくださった奥様にお礼申し上げます。とってもおいしかったです。ご馳走さまでした。

大きなコイ 大きなコイ2
採集

2008年6月6日

ニホンザリガニの採集

 ニホンザリガニは日本固有のザリガニで、基本的には北海道と東北地方だけ(放流により関東のある地域にいることが知られていますが)に生息しています。
 ニホンザリガニの大きさは4〜6cmと小型です。外来種の赤いアメリカザリガニと比べると、かわいらしい感じがします。
 昨今、ニホンザリガニの数は激減し、本種は環境省が指定する絶滅危惧II類(VU)となっています。
 当研究室では、市川さんがリーダーとなり本種を増やすための研究に取り組んでいます。
 先日、道内の某沢でニホンザリガニの採集を行ってきました(写真1)。採集したザリガニは、研究室で飼育し、繁殖実験を行う予定です(写真2&3)。今後の成果にご期待ください。

ニホンザリガニ ニホンザリガニ2
取材 記事

2008年6月5日

取材

 HBC北海道放送と北海道新聞の取材を受けました。内容は、キチジの人工授精から孵化仔魚飼育についてです。
 TVは2度目ですが、なかなか上手にしゃべれませんでした。
 写真は、キチジの研究を共に行っている岩田君です。彼の研究風景も撮影されました。また、常日頃お世話になっている万泰丸の佐藤光栄船頭のインタビューも撮影されました。
 HBCのほうは、Hanaテレビ(6/12木:15:49から18:55)で放映されました。
 写真2のように、北海道新聞にも6/10火に掲載されました(なお、記事の見出しにある完全養殖は目指しておりません)。

キチジ親

2008年6月5日

今年のキチジ実験

 キチジ(写真1)の産卵シーズンも終了です。当研究室では、今年、人工授精により仔魚(写真2)を得ることに成功しました。そして、その仔魚を受精させてから44日間飼育することに成功しました(写真3)。これまでの仔魚の最高飼育記録は、30日前後です(1959年、底魚情報による)。
 残念ながら当研究室のキチジ仔魚は、一般的な海産魚の仔魚が食べるシオミズツボワムシを食べず、昨日、斃死してしまいました。
 現在、先月、生まれた受精後30日程度の仔魚を使って、食べる餌の探索を行っています。
 人工授精に関しては、今年の実験でほぼ確立しました。今後は、仔魚の餌を開発し、大量生産を行いたいと夢見ています。
 これからも、あたたかいご支援とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

仔魚 仔魚2
DMV

2008年6月5日

DMV

  先日、いつもお世話になっている万泰丸さんからクリオネを頂きにいく際、JR北海道のデュアルモードビークルを見ました(写真1)。
 2007年09月24日の当研究室のWEBでも紹介していますが、DMVは道路とレールを自在に走行できる乗り物です。釧網線浜小清水〜藻琴の間で週末や宿休日に運行しています。
 乗ってみたいと思いつつ、早1年。今年は乗れるでしょうか、、、

ホタテの稚貝放流現場 ホタテの稚貝放流現場1

2008年6月4日

ホタテの稚貝放流

 網走初夏の風物詩、ホタテの稚貝放流に参加しました(写真1,2,3&4はその現場です)。
 ホタテの稚貝放流は、まず、ザブトンと呼ばれる稚貝の入った網をケース(写真2のオレンジ色のもの)に入れます。次に、稚貝の入ったケースを船に積み込みます。最後は、沖合でその稚貝を海にまきます。この作業を午前2時前(写真1)から午前8時過ぎまで(途中、朝食休憩が30分ほどあります)行います。
 約1000人近い人が、1週間ほど、この作業を行うそうです。当研究室からも勇士7名が参加し、稚貝の入ったケースを船に積み込む作業を行っています。重労働ですが、数日で、高額のアルバイト代をゲットできているようです(教職員、副業は禁止のはずなので、私の作業はボランティアで行いました。しかし、良い体験をさせていただきました。この場をお借りして、網走漁業協同組合さんにお礼申し上げます)。
 ホタテアルバイトに参加している学生さんの皆さん、講義中は寝ないようように、しっかりと体調管理してくださいね。

ホタテの稚貝放流現場2 ホタテの稚貝放流現場3
レピドシレンパラドクサ

2008年6月2日

肺魚(レピドシレン)の解剖

 当研究室の熱帯性魚類(古代魚)担当は、清水君と福岡君です。先日、彼らに南米産肺魚であるレピドシレンパラドクサ(写真1)を解剖してもらいました(写真2&3:ピンセットで掴んでいる部分は生殖腺です)。
 私も数年前に、解剖した経験があるのですが、いつ見ても不思議なことだらけです。
 古代魚は、まだまだ解明されていないことがあります。当研究室では少しずつその謎を解明していきます。今後の成果にご期待ください。

清水君 レピドシレンパラドクサ
クリオネの実験

2008年5月30日

クリオネの実験

 当研究室大学院生、堀口君の研究対象種は、クリオネです。堀口君は、クリオネ生態研究の第一人者であった鈴木淳志教授(故人)に従事しておりました。
 当研究室では、引き続き、クリオネ研究を行っています(写真)。これからは、生理面を中心に研究を行っていき、クリオネの秘密を解き明かします。今後の成果にご期待ください。

能取湖のアサリ

2008年5月30日

能取湖のアサリ

 先日、能取湖でのクロガレイの授精作業後、砂出し中の大きなアサリを西網走漁業協同組合さんに見せていただきました。
 能取湖では、大型で、良質のアサリが獲れます(写真)。
 能取湖、一部では、潮干狩りができます。採集場所、期間や方法が決まっていますので、ルールを守って、潮干狩りをお楽しみくださいませ。

水蒸気

2008年5月30日

水蒸気

 網走では、最近、暑い日が続いております。
 日中の強い日差しの影響で、水分を含んだ畑や湖の干潟では、ものすごい量の水蒸気が上がっています。写真は能取湖の干潟で撮ったものです。
 網走、初夏の風物詩です。幻想的ですね。

クロガレイの採精

2008年5月29日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習2-クロガレイ受精卵の放流-

 いよいよ、能取湖へ放流です。
 先の受精卵のところで説明した特殊な籠に付着した卵を船に詰み込み、能取湖へ入れました(写真1、2&3)。この籠は、孵化後(おそらく1〜2週間後)に回収され、来年、また使うそうです。
 末筆ですが、今回、クロガレイの授精作業を体験させてくださった西網走漁業協同組合さんにお礼申し上げます。

クロガレイの採精1 クロガレイの採精2
クロガレイ受精卵

2008年5月27日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習2-クロガレイ受精卵-

 クロガレイの卵と精子は、漁師さんの手によって素早くかき混ぜられ、海水に入れ、授精させました。
 クロガレイの受精卵は、粘性沈着卵です。この粘性沈着卵は沈み、水の中のものに付着します。西網走漁協さんでは、この性質を利用して、受精卵を入れた水槽の中に、特殊な籠(受精卵が付着しやすいように細かい網が入ったもの)を入れ、その籠に受精卵を付着させていました(写真1、2、3、4&5)。
 次回は、受精卵の放流です。お楽しみに。

クロガレイ受精卵2 クロガレイ受精卵3
クロガレイ受精卵4 クロガレイ受精卵5
クロガレイの採精

2008年5月26日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習2-クロガレイの採精-

 先にクロガレイの卵をご紹介しました。今度は精子を搾出した時の様子をご紹介します。
 別途用意したクロガレイ雄の精子を先にご紹介した採卵卵めがけ、搾出しました(写真1、2&3)。
 少しでも海水が入ってしまうと卵の塊ができてしまうので、注意深く精子のみ搾出しました。次回は、授精をご紹介します。

クロガレイの採精1 クロガレイの採精2
5月23日(金)読売新聞朝刊

2008年5月23日

5月23日(金)読売新聞朝刊(全国版)に当研究室のキチジ研究の成果が掲載されました

 昨日、5月22日(木)に読売新聞社さんにキチジの人工授精及び受精後一ヶ月間飼育に成功した仔魚に関する取材を受けました。そして、本日の朝刊にその記事が全国版に掲載されております(写真& 読売新聞web。掲載場所は、社会面で4コマ漫画の下だそうです(成果は漫画ではありません-笑-)。
 この研究では、網走漁業協同組合さん延縄部会に所属する水谷水産工業の万泰丸さんと中村漁業さんの勝喜丸さんに、大変お世話になりました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。また、研究を共に頑張った(頑張っている)、当研究室の学生さんに感謝いたします。
 なお、記事に「サケ・マスのように人工増殖できれば」と書いてありますが、このような発言はしておりません。
 今回の成果、実は、この研究の最終目標の1/5を成し遂げたにすぎません。当研究室の学生さんと共に最終目標に到達できるよう頑張ります。これからもあたたかいご支援とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

クロガレイの採卵

2008年5月19日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習2-クロガレイの採卵-

 ワカサギの採卵の後は、クロガレイの採卵にお邪魔させていただきました。お世話になった先は、今回も西網走漁業協同組合さんです。
 まずは、能取湖で獲れた成熟したクロガレイ雌(写真1)から卵を採取します。漁師さんに教わりながら、うまく採卵することができました(写真2&3)。

クロガレイの採卵1 クロガレイの採卵2
アメマス アメマス開腹

2008年5月16日

アメマス

 当研究室釣り部隊の秋葉君と長谷川君が網走川にて、良型のアメマスSalvelinus leucomaenisをルアーでたくさん釣り上げてきました(写真1)。
 早速、その一部を研究室で解剖しました。胃の中からは、たくさんのシラウオが出てきました(写真2)。
 実はアメマス、わからないことが多いのです。当研究室では、その謎を少しでも多く解明する予定です。今後の成果をご期待ください。

オスのキチジ

2008年5月12日

キチジの受精実験

 ついにオスのキチジが釣獲されました。早速、精子を採取し(写真1)、顕微鏡によりその運動活性を調べました。釣獲された4尾のオスのうち1尾はかなり良い運動活性を示しました。そして、同じ時に釣獲された成熟した卵を持つメスキチジと受精させました。その結果は、、、現在のところまだわかりません。詳細がわかり次第、当HPでご紹介いたします。
 残念ながら、メスは死亡しましたが、オスはオホーツク臨海研究センターに輸送し、現在も生きています。死んだメスを解剖したところ、お腹の中には排卵した卵とは別に、次の群の卵巣(かなり発達している)がありました(写真2&3)。これまでキチジは2回産卵すると報告されています。従って、今回の個体ももう一度、産んだのでは?と推察しています。
 末筆ながら、高級な実験魚を提供くださっている万泰丸さんと勝喜丸さんに感謝いたします。

メスキチジ 卵巣次群
ニジマス ニジマス開腹

2008年5月9日

ニジマス

 先日、当研究室、釣り部隊隊長 長谷川君が屈斜路湖産のニジマスを持ってきてくれました。
 ニジマス(Oncorhynchus mykiss)はサケ目サケ科に属する淡水魚です。ニジマスは北米から輸入された外来種です。ニジマスについては、2007年度9-3月Newsもご覧ください。
 屈斜路湖産のニジマス、体色が奇麗だとアングラーに評判です(写真1)。
 早速、解剖してみたところ、未熟な卵巣が確認できました(写真2)。
 今度は、どんな大物を持ってきてくれるか楽しみです。

美幌峠

2008年5月9日

(独)水産総合研究センター北海道区水産研究所に行ってきました

 

 先日、網走から約3時間弱の釧路にある(独)水産総合研究センター北海道区水産研究所に行ってきました。北海道区水産研究所は、水圏環境学研究室の柏井教授の元職場です。
 途中、美幌峠を通ったのですが、峠は霧の上でした(写真1)。突然、エゾシカが出てきたり、、、(写真2)。霧の中の運転も、雪道同様、要注意です。
 (独)水産総合研究センター北海道区水産研究所(写真3)では、資源培養研究室の皆様とハワイ大学の柳町教授(当研究室伊藤教授のお師匠)の共同研究の見学や北海道大学大学院水産科学研究科荒井教授(私の博士論文の副査教授)のセミナーを拝聴させていただきました。この場を御借りして、お世話になった皆様にお礼申し上げます。

エゾシカ (独)水産総合研究センター北海道区水産研究所
春の雪

2008年5月9日

春の雪

 網走では、ゴールデンウィーク前、日中30度近くなった日が続いたのですが、本日はなんと雪が降りました(写真の白いものはエゾヤマザクラの花弁ではなく、雪です)。さすがに積もりませんでしたが、今日は久しぶりにストーブの電源を入れました。
 気温変動が激しい季節です。皆さん、お風邪等、召しませんよう、どうぞお気をつけください。

ウグイ

2008年5月7日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習-混獲物の解剖-

 先にご紹介しましたが、ワカサギ漁の網の中には、たくさんの混獲物が入ります。写真1は婚姻色が出ているウグイです。この個体は、お腹を軽く押しただけで排精しました(写真2)。
 写真3は、上からアメマス、ニジマス、アメマスx2です。また、何かの衝撃により体が湾曲したウグイも捕獲されました(写真4)。現在、当研究室では、釣り部隊を筆頭にサケマス類の調査も行っています(写真5)。今後の成果、ご期待ください。

ウグイ2 アメマス、ニジマス
体が湾曲したウグイ 釣り部隊
孵化場

2008年5月7日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習-ワカサギ孵化場 -

 

 採卵したワカサギの受精卵は網走湖に注ぐ孵化場(写真1)に持っていきます。受精卵は孵化場にある池へ丁寧にまきます。池の中には石が置いてあり、まかれた受精卵はその石に付着します(写真2)。そして、孵化の時を待ちます。孵化した仔魚は、自然に湖に流れ込みます。
 採卵が終了したワカサギは、金属探知機(写真3)で釣り針等がないかを調べ、食用として出荷されます。

受精卵 金属探知機
端午の節句

2008年5月7日

端午の節句

 5月5日、子供の日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨としているそうです。典型的なお祝いの方法として、こいのぼりを立てたり、兜の飾りがあります。我が家でも、私のお古を飾ってみました(写真)。

混獲物

2008年5月2日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習-混獲物-

 

 ワカサギ網の中には、ワカサギ以外にもたくさんの水棲生物が獲れます。調査してみたところ、湖から川に遡上する水棲生物はワカサギ以外に、カワヤツメ、アメマス、ニジマスやウグイなどがいました(写真1&2。写真3のアメマスは70cm近くありました。毎日、このサイズが数匹捕獲されます)。
 今回の実習では、漁師さんから多くのことを教わりました。お世話になった西網走漁協所属の漁師さんにお礼を申し上げます。

混獲物1 混獲物2
ワカサギの捕獲

2008年5月2日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習-ワカサギの捕獲-

 

 ワカサギは、年魚(1年で成長。産卵後、死亡)で、春に産卵します。産卵期に、彼らは湖から川にあがります。その習性を利用して、採卵に使うワカサギは毎朝、川に上がってくる魚を捕獲して、使います。
 西網走漁協の皆さんは、毎朝冷たい川に入って、ワカサギを獲っています(写真1、2&3)。
 末筆ですが、この場を御借りして、貴重な体験をさせてくださった西網走漁協さんにお礼を申し上げます。

ワカサギの捕獲1 ワカサギの捕獲2
ワカサギの採卵

2008年5月2日

アクアゲノムサイエンス研究室実学体験実習-ワカサギの採卵-

 

 日本各地に運ばれているワカサギ受精卵のほとんどは、網走湖のものです。現在、網走湖産のワカサギの採卵がピークを迎えています。4月中旬から、当研究室では、網走湖湖畔で西網走漁協さんが行われているワカサギの採卵現場にお邪魔させていただき、実際に採卵作業をさせていただいております(写真1、2&3)。ただ、採卵するだけではなく、未熟な卵母細胞だと受精しないことなど、魚類の受精に関することを講義しながら採卵をしています。まさに実学ですね!

ワカサギの採卵1 ワカサギの採卵2
鍋林フジサイエンス株式会社

2008年5月2日

鍋林フジサイエンス株式会社にセミナーを行っていただきました

 

 先日、科学と医療の総合商社、鍋林フジサイエンス株式会社御殿場支店支店長伊藤様に、当研究室の3年生向けにセミナーを行っていただきました(写真1、2&3)。
 伊藤様は、かつて試薬会社大手の和光純薬工業株式会社に勤められていました。そこでの経験談や現在の会社の概要、社会人になるための準備など、非常にためになるセミナーをしてくださりました。  この場を御借りして、伊藤様にお礼申し上げます。

鍋林フジサイエンス株式会社1 鍋林フジサイエンス株式会社2
クモヒトデ

2008年4月28日

クモヒトデ

 キチジ漁で使う延縄には、たくさんのクモヒトデの仲間(写真)がつくそうです。その一部を当研究室が常日頃お世話になっている万泰丸佐藤船頭に持ってきていただきました。そして、クモヒトデを研究している国立科学博物館藤田先生の学生さんである岡西さんに送りました。岡西さんの同定の結果、全てトゲクモヒトデ科に属するクモヒトデということが判明しました。
 水産増殖学研究室のHPで紹介しているエビジャコもそうですが、その筋の専門家の方々に珍しいものを見ていただき、深海の生物の謎の解明に貢献できれば。と思っています。もちろん、当研究室でも深海の生物ー特に魚類ーの謎の解明を引き続き行っていきます。

ニシン

2008年4月28日

ニシン

 先日、水産資源管理学研究室の小林先生からニシンをおすそわけしていただきました。小林先生は、2日おきに、網走から2時間強の厚岸にアザラシの調査に行かれています。写真のニシンは厚岸の漁師さんからいただいたものだそうです。今年の厚岸のニシン、30年ぶりの豊漁だそうです。
 壊滅しかけた資源を、人の手による増殖事業により回復させることは大変な作業です。成功させた厚岸の方々の努力には頭が下がります。人の手により水棲生物を増やすことをテーマにしている当研究室も、厚岸を見習って、網走の水産業に貢献できるよう、学生さんと頑張っていきます。温かいご支援のほど、何卒よろしく御願いいたします。

上野恩賜公園の桜

2008年4月28日

上野恩賜公園の桜

 

 科学博物館見学の帰り、満開の上野恩賜公園の桜を見てきました(写真1、2&3)。
 ここは、江戸時代、寛永寺の建立後に天海僧正が境内に桜を植えたことが始まりだそうです。今では、花見の名所です。
 ソメイヨシノを中心に、オオカンザクラ、ヤマザクラなど約1200本の桜があるそうです。夜には、夜桜花見で盛り上がるそうです。  ここ数日網走では、日中20度近い日もあり、今年の桜の開花は早くなりそうな予感がします。楽しみです。

上野恩賜公園の桜1 上野恩賜公園の桜2
国立科学博物館(上野)

2008年4月26日

国立科学博物館(上野)

 

 前回に引き続き、国立科学博物館についてです。
 今回は、上野の国立科学博物館です(写真1)。河合博士の案内のもと、大学院時代の後輩たちと館内を見学しました(写真2)。子供の頃に行った覚えはああったのですが、博物館の中はこのHPでは紹介できないくらいのたくさんの標本や情報があり、感動しました(写真3は、博物館の外にある実物大のクジラの模型です)。
 水産増殖学研究室のHPで紹介していますが、現在、国立科学博物館ではダーウィン展が開催されています。
 末筆ですが、案内してくれた河合博士にお礼申し上げます。

国立科学博物館(上野) 国立科学博物館(上野)
河合博士

2008年4月26日

国立科学博物館(中野)

 

 先日、大学院時代の後輩である河合博士(写真1)が支援研究員として働いている国立科学博物館(中野)に御邪魔しました(写真2)。
 館内には、今後、上野の国立科学博物館で展示される予定のたくさんの珍しい標本がありました(写真3)。
 最近、魚類の分類は分子生物学的手法によるものが多いのですが、標本(形態学的手法)による分類も極めて重要であることを改めて学びました。

国立科学博物館(中野) 国立科学博物館(中野)
大きな雌キチジ

2008年4月24日

大きな雌キチジ

 4月に入って、網走でもやっと海が開けました。そして、待ちに待ったキチジ漁が始まりました。  先日、中村漁業さんが大きな雌キチジを釣り上げられ、当研究室に譲与してくださいました(写真1)。これらのキチジ、約40cmもありました。急いで、オホーツク臨海研究センターに運び込みました。  雄が釣れたら、すぐに受精実験を行う予定です。成果が出ましたら、すぐに当HPでご紹介いたします。ご期待ください。

応援団

2008年4月24日

学外オリエンテーション2-農大生になる-

 

 東京農業大学の伝統の一つとして、大根踊りがあります。農大生になるためには、それらがどんなものであるかを知っておく必要があります。  アクアバイオ学科には2名の応援団(写真1)が在学しており、彼らの指導のもと、新入生や教職員が楽しく大根踊りなど(写真2&3)をしました。  今回の学外オリエンテーションでは、新入生一同、様々なことを得て、農大生になれたと思います。頑張れ1年生。

大根踊り1 大根踊り2
学外オリエンテーション

2008年4月21日

学外オリエンテーション1-川湯温泉-

 

 学科HPで紹介していますが、先日、今年入学したアクアバイオ学科3期生の学外オリエンテーションが、網走から約1時間の弟子屈町川湯温泉で行われました(写真1)。
 このオリエンテーションの目的は、友達をつくることです。自己紹介(写真2)や同じ釜の飯を食べ、名所巡り(写真3)をした1泊2日。それそれの新入生が一生の友をつくれたと思います。

自己紹介 名所巡り
ウナギ池

2008年4月21日

ウナギ屋2

 前回に引き続き、昔のウナギ池をご紹介します。
 写真1は、今から25年以上前、私がプールとして使っていた池です。ここの池は、本来、出荷する前のウナギを篭(写真2)に入れ、泥抜きするために使っていました。篭から脱走したウナギと一緒に泳いだ、日々を思い出しました。
 また、池のまわりを見学すると、餌を入れる容器など、ウナギ養殖の道具が昔のまま残されていました(写真3)。
 久しぶりに第二の故郷に帰り、元気をたくさんもらいました。
 網走でも、当研究室の学生さんと力を合わせ,たくさんの良い成果を出せるよう、一生懸命研究していきます。皆様の温かいご支援とご協力のほど、何卒よろしく御願いいたします。

池 井戸水
ウナギ露地池

2008年4月18日

ウナギ屋

 数年ぶりに、祖父が使っていたウナギ池を見に行きました。
 祖父の池は、露地(自然の水温・日長でウナギを飼育)です。今は、ハウスが主流で、露地池でウナギを飼育している業者さんはほとんどいません。
 祖父亡き後、1つの池は埋められ公園になりました。残り2つのうち、1つは現在も近くの養鯉業者さんが使用しています(写真1)。もう一つは、水が漏れるらしく、使用していませんでした(写真2)。井戸水も未だに出るそうで(写真3)、定年後はこの池で養殖ができれば、、、と夢見ています。

池 井戸水
東海大学海洋学部

2008年4月18日

東海大学海洋学部に行ってきました

 学科HPで紹介していますが、3月末に日本水産学会春季大会に参加発表するために、静岡県静岡市(旧清水市)にある東海大学海洋学部に行ってきました。写真は、東海大学海洋学部所有の水族館の入り口です。
 学会では、水産増殖学研究室のHPで紹介しているように、私もいろいろな大学や研究施設の方と飲食を共にし、実験に対する熱い気持ちを語り合ってきました。
 来年、再来年には、当研究室の学生さんも様々な学会で発表できると思います。乞うご期待ください。

中部飼料

2008年4月15日

中部飼料株式会社大井川試験場に行ってきました

 雪まだ残る網走を離れ、静岡県大井川町にある中部飼料株式会社大井川試験場に行ってきました(写真1)。餌の実験を行っている飼育場や、実際に餌を作っている現場を見学させていただきました。この場を御借りして、中部飼料さんにお礼を申し上げます。
 大井川町の隣の市である焼津市は、私の第二の故郷です。
 焼津市、数十年前は、養鰻場がたくさんあり、遠洋漁業の基地として賑わっていました。現在、都会化は進んだものの、これまで以上にたくさんの水産物の名品が誕生していました(写真2)。また、焼津駅では祖父が入っていた養鰻組合の看板を見つけました(写真3)。
 久しぶりに訪れた街が昔と変わらず、水産の街であることに感動した会社訪問でした。

焼津市名品 焼津養鰻組合
ウグイ1

2008年4月12日

ウグイ

 ウグイ(Tribolodon hakonensis)は、コイ目コイ科ウグイ亜科に分類される魚です。網走管内では、多く見られる魚です。
 写真1は、当研究室の釣り部隊隊長、長谷川君が屈斜路湖で釣り上げたものです。
 この個体を開腹したところ(写真2)、卵巣を持っていました(写真3)。そして、この卵巣には大きな卵母細胞がたくさんありました。
 当研究室では、採集に関する手法の一つとして釣りを行っています。これから、釣り部隊が大物を釣り上げたら、ご紹介いたします。ご期待ください。

ウグイ2 ウグイ3
ニホンザリガニ

2008年4月8日

春の川探索2

 前回に引き続き、春の川探索についてご紹介いたします。
 河川調査をすると環境省の絶滅危惧生物の2類に指定しているニホンザリガニも採集することができました(写真1)。また、ハナカジカ(写真2)や卵黄をつけたシロザケの稚魚(写真3:自然産卵による稚魚)にも出会うことができました。
 末筆ながらご案内くださった、オホーツク自然堂渡辺様にお礼申し上げます。

カジカ シロザケ
エゾアカガエル
エゾアカガエル

2008年4月4日

春の川探索1

 先日、オホーツク地域の河川の調査に出かけました。
 まだ雪が残る山道を歩き、現場に行きました。現場の水温は、なんと1.5℃。河川はまだまだ寒いです。
 まず、出迎えてくれたのはエゾアカガエルです(写真1&2:写真撮影後、そっと逃がしました)。もともと北海道に生息していたカエルは、このエゾアカガエルとニホンアマガエルの2種類だけと言われています。繁殖は、雪解け直後の4月から5月だそうです。雪がまだ残る現在は、岩陰でお休み中だったみたいで動きはかなり鈍かったです。
 今回は、多くのエゾアカガエルを見ることができました。北海道在来種のみが生存する川が今も多く残るオホーツク地域。このような川を我々は守っていかねば!と改めて思いました。

引越

2008年4月4日

引越

 先日、オホーツク臨海研究センター内のタンクの利用に関する会議が行われました。そして、当研究室では大型タンク4台、中型タンク4台を使用させていただくことになりました。
 早速、当研究室に所属するアクアバイオ学科3年生数名と、これまで飼育していた場所から今年度のタンクへ魚の引越を行いました(写真)。
 今年度から本格的に実験が始まります。成果をご期待ください。

春の嵐

2008年4月2日

春の嵐

 静岡県静岡市で開催された日本水産学会春期大会に参加発表してきました(その模様は後日、ご紹介いたします)。そのため、当HPを更新できませんでした。申し訳ございません。
 学会から網走に戻ると、、、網走は春の嵐が通り過ぎた後でした。先月と同じくらいたくさんの雪が降っていました(写真)。まだまだ春は遠い網走ですが、来週には入学式があります。新入生の皆様。皆様のお越し、教職員一同お待ちしております。


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 所属教員と研究テーマ

鈴木 淳志 教授 e-mail:

アクアゲノムサイエンス研究室 鈴木淳志教授
2008年4月上旬ご逝去されました。
ここに生前賜りましたご厚情を深謝し謹んで御知らせ致します。


伊藤 雅夫 教授 e-mail:

【専門分野】

発生工学,遺伝学,生殖生物学

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

動物バイテク研究室HP参照


松原 創 講師 e-mail:

【専門分野】

水圏生物の繁殖生理学

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

水圏生物の精子と卵をつくり、その資源をふやす。

 2006年、東京大学の塚本教授によりニホンウナギの産卵推定域が明らかになったが、受精能を持つ配偶子を有(成熟)したウナギ属の親魚は捕獲されていない。もちろんウナギ属は飼育環境下で成熟しない。そのためニホンウナギではホルモン投与により成熟させる試みが1960年から行われてきた。その結果、1960年代中に雄では静岡水試の大上&飯塚、雌では東京大学の日比谷教授により人為的に成熟した個体を得たことが報告(*研究報告書として残されているデーターによる)され、1974年には北海道大学の山本教授&山内教授により世界で初めて飼育環境下で仔魚を得たことが発表された。そしてホルモンを投与する試みが行われてから40年近く経った2003年、(独)水産総合研究センター養殖研究所の田中博士らにより世界で初めて仔魚を蒲焼サイズの個体までに育てたことが報告された。このように先人の方々の偉業により、ウナギの子はつくりあげられた。しかし、ウナギ属の成熟のメカニズムに関しては未だ不明な点が多く残されている。
 これまで養殖業者(上記、飯塚)の孫である私は、この魔魚(敬意を込めて)のマジック解明を試みてきた。山内教授の下では若いウナギに受精可能な卵を産ませること(*現行の手法では数年飼育した個体でないと卵を得る事ができなかった)や、田中博士の下では偶発的だがホルモン未投与で受精可能な精子を出したウナギがいたことなどを発表し、謎のごく一部を明らかにしてきた。
 ウナギはふやすことが最も難しい魚であるが、裏を返せば成功したその技術は他魚種にも貢献できるはずである。そこで、私は水産業の盛んな網走にて、これまで培ってきた技法を様々な水圏生物へ応用したいと考えている。むろん、自身では何も出来ない。学生さん、地域の方々さらに関係機関の方々のお力をお借りして、研究成果を実用化していきたい。皆様のご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。



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 卒業研究のテーマ
  • クリオネに関する研究(企業との共同研究)

  • レピドシレン目やポリプテルス属を中心に外国産淡水魚類の生殖に関する研究

  • 深海性魚類(ギンザメ)の生殖生理学的研究(独立行政法人との共同研究)

  • ヤツメウナギの生殖生理学的研究

  • キチジをふやすための研究(企業との共同研究)

  • 希少種(ニホンザリガニ、エゾホトケドジョウやイトウ)の保全及び増殖に関する研究(独立行政法人、北海道、企業との共同研究)

  • 養殖対象魚類の性をコントロールする技術の開発(企業との共同研究)

  • 海産哺乳類の生殖に関する研究(水産資源管理学研究室との共同研究)

  • 甲殻類(ウチダザリガニ、タラバガニ科)の生殖生理に関する研究

  • あたらしい養殖技術(輸送技術や疾病対策)の開発(水圏生物化学研究室や企業との共同研究)

  • ウナギ属に関する研究(国内外の大学との共同研究)


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