東京農業大学

東京農業大学TOPへWeb情報検索
 
水産増殖学研究室
水産資源管理学研究室
水圏生物化学研究室
アクアゲノムサイエンス
  研究室
水圏生態学研究室
水圏環境学研究室
健康科学研究室
学科ページへ戻る
アクアゲノムサイエンス研究室
NEWS
日本繁殖生物学会
九州大学

2008年10月31日

日本繁殖生物学会に参加発表しました-9月学会&研究シリーズ5-

 九州大学で開催された日本繁殖生物学会に参加発表してきました(写真1&2)。
 今回発表した内容は、水産資源管理学研究室の小林先生との共同研究の成果であるアザラシの雑種個体についてです(詳細は、昨年度の当研究室のwebをご覧ください)。
 たくさんのお客さんに来ていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

カモンワーフ&唐戸市場

2008年10月30日

カモンワーフ&唐戸市場-9月学会&研究シリーズ4-

 水族館の次は、カモンワーフ&唐戸市場です(写真1,2&3)。
 現在の関門地区の発展は、水族館、カモンワーフそして唐戸市場のおかげと言っても過言ではありません。そして、個人的には、我が国の水産都市の中でで、この3施設がある下関が最も優れた水産都市と思っております。
 唐戸市場、私が学生の頃、一般の方は入ることができなかったのですが、新しくなった唐戸市場は一般人も中に入ることができ、現場で新鮮な魚を買うことができます。2Fは、食堂があり、新鮮な魚を食べることができます。機会がありましたら、是非行ってみてください。

カモンワーフ&唐戸市場2 カモンワーフ&唐戸市場3
5th World Fisheries Congress

2008年10月29日

5th World Fisheries Congress&日本水産増殖学会に参加発表してきました

 10月20日から10月24日まで、第5回世界水産学会議が神奈川県横浜市で開催され、参加発表してきました(写真1)。
 場所は、横浜市桜木町にあるパシフィコ横浜です(写真2)。
 私は、神奈川県出身ですが、神奈川県中部に位置する厚木出身なので、大都会の横浜には圧倒されてしまいます。
 10月25日から昨日までは、和歌山県白浜町で開催された日本水産増殖学会に参加しました(発表は、当研究室3年生の岩田君が行いました)。この時の様子は、また後日、ご紹介いたします。お楽しみに!


サメの仲間

2008年10月20日

鮫展-9月学会&研究シリーズ3-

 海峡館では鮫(サメ)に関する特別展示を行っていました。
 世界中に分布しているサメやエイの仲間は、サケ等のように骨が硬くなく(硬骨魚類)、骨が柔らかいので軟骨魚類と言われています。
 この鮫に関する特別展示では、様々なおもしろい試みをされていたので、いくつかご紹介いたします。
 まずは、サメの仲間を下から覗く水槽がありました。普段見ることがない下からの様子を観察できました(写真1)。
 続いては、、、サメに食べられる気分を味わってみました(写真2&3)。メガロドンという古代のサメの歯のレプリカがありました(写真4)。実際にこの歯の中に入って、古代のサメがいかに大きかったのかがわかりました。
 初めて他の魚に付いていないコバンザメを見ました。意外にかわいい顔をしていてびっくりしました(写真6)。
 軟骨魚類はまだまだ発見されていないことがたくさんあります。当研究室では、サメやエイの仲間、そして深海魚について、これからもどんどん研究を行っていきます。ご期待ください。

サメに食べられる気分 サメに食べられる気分2
メガロドン コバンザメ
シロナガスクジラの骨格標本
シロナガスクジラの骨格標本2

2008年10月18日

海峡館に行ってきました-9月学会&研究シリーズ2-

 下関では、水族館(海峡館)にも行ってきました(写真3)。私が学生だった頃、水族館は下関の駅から少し離れたところにあったのですが、老朽化と台風の影響で施設が使えなくなり、駅のそばである現在の唐戸地区に移設されたそうです。
 一昨年、水産大学校で開催された日本水産増殖学会のエクスカーションで、海峡館に初めて行ったのですが、見るところがたくさんあり、素晴らしい水族館だと思いました。
 今回は、いくつかの見所をご紹介いたします。写真1&2は、シロナガスクジラの骨格標本です。この標本は世界にも数個体しかないらしく、非常に珍しいものです。この標本はノルウェーから借りているものだそうです。その大きさには、圧巻されます。
 また、水族館内には下関らしい様々なフグの展示コーナーがありました。フグの中で一番の高級魚トラフグは砂の中でのんびり休んでいました(写真4)。
 次は、シーラカンスの標本です(写真5)。この標本と対面するのは実に数十年ぶりでした。私が小学生の頃、地元にあったよみうりランド水族館でこの標本と初めて出会いました。興味深いかたちをした魚です。何度見ても飽きません。
 水族館には、他にもイワシの大群(写真6)や黄色のヒラメ(写真7)や黄色のイサキ(写真8)などなど、見所がたくさんあります。この水族館は、本当に素晴らしいです。機会があれば、是非行ってみてください。
 末筆ですが、館内を案内してくれた海峡館職員で、後輩の増田君にお礼申しあげます。

海峡館 トラフグ
シーラカンスの標本 イワシの大群
黄色のヒラメ 黄色のイサキ
下関

2008年10月17日

下関に行ってきました-9月学会&研究シリーズ1-

 先月下旬、学会&共同研究で九州&四国方面に行ってきました。
 まずは、第3の故郷下関をご紹介します。今年、7月8日の当研究室のweb)で対峡の北九州市から眺めた様子はご報告しましたが、今度は実際に行ってきました(写真1&2)。
 関門地域は私が学生の頃は衰退気味の地域でしたが、先のwebでご紹介したように、ここ数年は発展し、めまぐるしい進歩を遂げた地域になっています。
 下関と言えば、フグ(写真3)や、武蔵と小次郎が対決した巌流島(写真4)が有名です。今回、はじめて知ったのですが、かの聖フランシスコザビエルは下関に上陸していたそうで、その記念碑がありました(写真5)。4年も住んでいたのに、知らないことばかりです。今回、本当に良い町だなと改めて思いました。

下関 巌流島
フグ フランシスコザビエル上陸記念碑
出港

2008年10月16日

建網漁にお邪魔しました

 先月中旬、網走沖での建網漁にお邪魔しました。
 建網は網漁具を海中に立てる漁法です。先日、ご紹介した定置網も建網の一種です。
 この漁の出港は朝4時(写真1)で、船頭さんを含めわずか4人で一連の作業を行います(写真2)。
 今回は仕掛けてあった3つの網を引き揚げました。あいにく、大漁ではありませんでしたが、氷下魚と書くコマイやヌマガレイ、イシガレイが入っていました(写真3,4&5)。
 この場をお借りして貴重な経験をさせてくださった網走漁業協同組合さんにお礼申し上げます。

作業 コマイやヌマガレイ、イシガレイ2
コマイやヌマガレイ、イシガレイ3 コマイやヌマガレイ、イシガレイ4
シマガツオ(エチオピア)の1種 シマガツオ(エチオピア)の1種2

2008年10月15日

シマガツオ(エチオピア)の1種が捕獲されました

 先日、当学部が御世話になっている経済の伝書鳩の記者大本さんが、網走漁業協同組合さんからシマガツオ(エチオピア)の1種を譲り受け、当学科に持ってきてくださいました(写真1&2)。この魚は、網走沖でサケ定置網にかかったものです。
 シマガツオはスズキ目シマガツオ科シマガツオ属で、カムチャッカ半島から北海道を経て紀伊半島付近までの太平洋沿岸と、アリューシャン列島からカリフォルニア半島にかけての北米沿岸を挟む北太平洋の亜寒帯から亜熱帯域に広く分布する深海性魚です。この魚は、エチオピアとも言われています(エチオピアという名前の由来、諸説はいろいろあるのですが、はっきりとしたことはわかっていないそうです)。
 深海魚はあまり目にしないので、珍しいように思えますが、この魚の分布域から考察するとオホーツク海でこの魚が捕獲されたことはあまり珍しいことではないと考えられます。ただ、深海性の魚が何故浅場に設置してある定置網で捕獲されたのかが不明でした。  本を調べてみると、この魚、夜になると表層にあがる習性があるそうです。すなわち、今回、この魚は、夜間、浅場を泳いでいる途中でサケ定置網へ迷い込んだと考えられます。
 しかし、おもしろい顔をしてますね!食べたらおいしい魚らしいです。
 末筆ですが、大本さんおよび網走漁業協同組合さんにお礼申しあげます。

イバラガニ

2008年10月14日

クサウオの一種

 先日、東京大海洋研究所と英アバディーン大による茨城県沖の水深7703mの地点で餌に群がる超深海魚シンカイクサウオの映像が報道されました。
 実は、当研究室でもその仲間と思われるクサウオの一種を今月、網走市にある増田水産さんからいただきました。
 増田水産さんのお話ですと、網走沖で捕獲されたイバラガニ(写真1)を漁師さんから購入した後、水槽に入れたら、翌日、このクサウオの一種がでてきたそうです(写真2)。
 オタマジャクシのような形で非常にかわいいですね(写真3,4&5)。

クサウオの一種1 クサウオの一種2
クサウオの一種3 クサウオの一種4
大盛況2

2008年10月13日

収穫祭最終日

 3日間続いた収穫祭もついに終わってしまいました。楽しい時というのは、本当にあっという間に過ぎてしまいます。
 当研究室も学生一丸となって一生懸命販売しました(写真1)。その結果、黒字になるぐらい儲かりました。当研究室の模擬店にお越しになられた皆様、誠にありがとうございました。研究室一同お礼申し上げます。
 模擬店の裏では吹奏楽やYOSAKOIなど様々なイベントが行われていました(写真3&4)。そして、網走らしいイベントもありました。写真4はシロザケの掴み取りです。小さいお子さんたちは大喜びでした。
 学内も素晴らしい装飾が施してありました(写真5)。
 皆様、お疲れ様でした。来年も楽しみにしています。

吹奏楽 YOSAKOI
シロザケの掴み取り 装飾
大盛況

2008年10月12日

明日は収穫祭最終日

 本日は、収穫祭2日目です。
 当研究室では、本日、大盛況でした(写真1,2&3))。よく売れたのは「ウナギのひつまぶし」でした。多くの方が、ウナギ屋さんで食べるのよりおいしいと言って下さいました。
 キチジ汁やキチジ飯は、キチジという名前があまり知られていないのもあってあまり売れませんでした。キチジは、ウナギよりさらにおいしくできていたのですが、、、残念です。明日は、地元の方によく知られている名前、キンキあるいはメンメ、で売りに出そうと思います。
 明日は、収穫祭最終日です。研究室のメンバー一丸となって頑張ろうと思います。
 写真4&5は、当研究室のメンバー、長谷川君のバンドです。模擬店と平行して、バンド活動でも頑張っていました。

ウナギのひつまぶし キチジ汁
長谷川君のバンド 長谷川君のバンド2
川崎くん(理化学メーカー勤務)と高橋さん(札幌医大勤務)

2008年10月11日

後輩来室

 大学院時代の研究室の後輩である川崎くん(理化学メーカー勤務)と高橋さん(札幌医大勤務)が、遊びに来てくれました。
 数年ぶりに会い、懐かしい話をたくさんしました。これから数年後、当研究室でもこういった集まりができればいいな、、、と思いました。


販売

2008年10月11日

10月11、12,13日は収穫祭-4-

 ついに、収穫祭がスタートしました。
 当研究室の模擬店もスタートしました(写真1,2&3)。
 しかし、天候に恵まれず、あまりお客さんの入りはあまりよくなかったようです。明日、明後日は、晴れの予定でたくさんのお客さんが来られる予定です。当研究室の学生さん達の活躍が楽しみです。

販売2 販売3
調理

2008年10月10日

10月11、12,13日は収穫祭-3-

 明日は、収穫祭です。
 当研究室の模擬店の準備も最終段階に入りました。まずは、調理の練習を行いました。キチジやウナギを研究室全員で解体し、焼きました(写真1)。焼いているキチジ(写真2)やウナギ(写真3)は、そのかおりを嗅いでいるだけでも、ご飯が数杯食べられると学生さんたちは言っていました。その後、これらを釜飯などに調理したところ、絶品でした。  あまりたくさん作れないと思いますが、非常においしいものです。オホーツクキャンパスの収穫祭にお越しの際は当研究室の模擬店に是非お立ち寄りくださいませ。


調理2 調理3
収穫祭

2008年10月9日

10月11、12,13日は収穫祭-2-

 当研究室では、収穫祭の模擬店の出店準備が急ピッチで行われています。昨日、ご紹介したように看板はほぼ完成しています。そして、校内に貼るチラシも完成しました(写真)。研究室の学生が一丸となって、作業に打ち込んでいます。この活動は、今後、彼らの糧そして思い出になるのは間違いありません。開店まで、あと2日。彼らの奮闘をご期待ください。皆様のご来店、研究室一同、お待ちしております。


収穫祭

2008年10月8日

10月11、12,13日は収穫祭

 オホーツクキャンパスの収穫祭が10月11日土曜日から始まります。
 当研究室では、研究室のメンバー間の団結、お金を稼ぐことの大変さなどなどのちょっとした社会勉強をしてもらうために、収穫祭に模擬店を出店します。
 模擬店での出品予定商品は、網走産および東北沖産キチジの釜飯と汁、さらに国産ウナギのひつまぶしです。
 調味料などにお金がかかってしまうため、写真のようなお値段になってしまいますが、学生が社会勉強をかねて、丹誠込めて作ります。収穫祭にお越しの際は、是非、当研究室の商品をご購入くださいませ。何卒宜しくお願いいたします。


シラウオ

2008年10月8日

シラウオ

 先月中旬から網走湖でシラウオ漁が解禁になりました。
 先日、その漁にお邪魔しました。そして、シラウオをいただきました(写真)。
 シラウオはキュウリウオ目・シラウオ科の魚です。よく見ると、背鰭から尾鰭の間に脂鰭があるのがわかります。似た名前でシロウオという魚がいますが、この魚はスズキ目・ハゼ科の魚です。
 網走湖のシラウオ、生、天ぷらそして卵とじで食べると絶品です。10月中旬まで漁期ですので、網走にお越しの際は、是非お召し上がりください。オススメです。

荷あげ1

2008年10月7日

カラフトマスの定置網漁にお邪魔しました-3-

 最後は、出荷の様子をご紹介いたします。
 大量のカラフトマスやシロザケを積め込んだ船は、鮮度が落ちないように猛スピードで港に帰ります。
 港に着いたら、船上でカラフトマスとシロザケ、さらに雌雄を選別します(写真1)。選別後は、トラックの荷台に積む作業です(写真2)。荷台には、滅菌海水で作った氷が入っており、そこに数分前まで生きていた魚を入れます(写真3&4)。全部積み終わったら、市場に運び、一連の作業が終了します(写真5)。
 以上のように、漁師さんの絶え間ない努力により網走の絶品サケマスができあがります。*天然物ですが、鮮度の良さはやはり人間が作り上げないとだめだと個人的には思っております。ですので、「できあがる」という言葉を使わせていただきました。
 皆様、サケマスを購入する際には、是非、網走産を買ってください。本当においしいですよ。  この場をお借りして、今回、ご多忙の中、カラフトマスの定置網漁漁船に乗せてくださった網走漁協協同組合さんに感謝の意を表します。

荷あげ2 シロザケ
カラフトマス 出荷
揚網

2008年10月6日

カラフトマスの定置網漁にお邪魔しました-2-

 今回は網を揚げる時の様子をご紹介いたします。
 定置網は海中に網を設置し、その網に迷い込んだ回遊魚を漁獲します。
 定置網の簡単な原理を下記&写真でご説明します。
 回遊してきた魚は網にぶつかります。そして網に沿って、定置網の末端に集まります。集まった網を2船で揚げます(写真1)。網を揚げていくと、大量のカラフトマスやシロザケが入っています(写真2&3)。最後は、船にある大きな網で船内に収穫物を入れます(写真4,5,6&7)。これが定置網漁の一連の流れです。
 私がお邪魔した日は、大漁で、この作業を2回繰り返しました。作業は圧巻で、驚きの連続でした。次回は、出荷までについてご紹介いたします。

カラフトマスやシロザケ カラフトマスやシロザケ2
揚網2 揚網3
揚網4 揚網5
日の出1

2008年10月5日

カラフトマスの定置網漁にお邪魔しました-1-

 先月中旬、網走漁業協同組合の組合員さんが行っているカラフトマスの定置網漁にお邪魔しました。これから数回にわたって、そのときの様子をご紹介いたします。
 出港は朝の4時で、まだ日は出ていませんでした。しかし、港を出て数分で日の出となり(写真1)、漁場に到着すると、オホーツク海に浮かぶ見事なお日様を拝むことができました(写真2&3)。
 漁場に着いてからは時間との戦いです。海の男が一生懸命網を巻き上げます(写真4&5)。この詳細は、次回、ご紹介いたします。

日の出2 日の出3
海の男 海の男
トラフグの実験

2008年10月3日

トラフグの実験

 当研究室では、トラフグを用いて、愛媛県愛南町にある西南自動車工業株式会社さんおよび水圏生物化学研究室の坂井先生と共同研究を行っています。
 今日、トラフグのサンプリングを行い、いろいろなことを学生さん達と調べました。かなり良好な結果で、昨年出した特許にさらに付け加えられるのでは?と期待しています。 特許に通ったらこの研究の内容をお知らせいたします。お楽しみに。


トラフグの実験2 トラフグの実験3
ふくべ網

2008年10月3日

ふくべ網

 網走湖では、様々な漁が行われています。そして、魚類や貝類だけでなく、スジエビも漁獲されています。
 写真は、スジエビ漁に使うふくべ網です。先日、ご紹介したタイリクバラタナゴもこの網によって捕獲されました。
 網を陸上で見ると、水中でどのように網が設置されているのかが簡単に理解できます。しかし、このようなものを作成できる漁師さんには本当に頭が下がります。

網走湖クルーズ1

2008年10月2日

網走湖クルーズ

 シジミ漁の後、内海さんに網走湖クルーズへ連れて行っていただきました。
 網走湖は、周囲が約40kmもある大きな湖です。しかし、湖面を船で移動すると、あっという間に上流から下流に移動できます。
 初秋の美しい湖面を見ながら、楽しい時を過ごさせていただきました(写真1&2)。そして、下船後には、北海道名物ジンギスカン(写真3)をいただきました。末筆ですが、終始お世話してくださいました内海さんにお礼申し上げます。


網走湖クルーズ2 ジンギスカン
シジミ漁
シジミ漁2
シジミ漁3

2008年10月1日

シジミ漁にお邪魔しました

 先月上旬、網走湖のヤマトシジミ漁を、当研究室がいつもお世話になっている西網走漁業協同組合所属内海さんに見せていただきました。
 網走湖のシジミ漁の漁法は、日本で一番優れていると言っても過言ではないそうです。今回は、その採集の様子をご紹介します。
 まず、ロープのついた碇を上流に下ろします。次に、船を下流のほうに移動させます。そして、大型の採集マシーンを湖中に入れます(写真1)。湖底に採集マシーンが着底したら、ウィンチでロープを巻き上げ、上流の碇がある場所まで船を移動させます(この移動している間、採集マシーンは湖底を引きずっていることになります)。船が碇の所までたどり着いたら、採集マシーンを上げます。そして、目の細かい砂利などを落とし(写真2)、シジミを回収します(写真3&4)。回収したシジミは、分別機にかけ、小さいシジミは湖に放します(写真5)。そして、身入りのよいものだけをセレクトし、専用のケースに入れます。収穫量を決めているので、獲りすぎや価格暴落といったことは生じないそうです。考えた漁をしているな、と感動しました。


シジミ漁4 シジミ漁5
カラフトマスの耳石採取

2008年9月30日

カラフトマスの耳石採取

 今月中旬、北海道さけます孵化場さん、網走漁業協同組合さんおよび網走市水産課さんが行っているカラフトマスの耳石(魚の年齢がわかる器官です。鱗と同じように年齢が刻まれます。)採取にお邪魔しました。
 皆さん、黙々と作業をされていました(写真1,2&3)。私は、いつものように脳下垂体(様々な魚で生殖腺の発達を促進させるために使います。)を採取しました。短時間で、約400個もの脳下垂体を集めることができました。この場をお借りして、北海道さけます孵化場さん、網走漁業協同組合さんおよび網走市水産課さんにお礼申し上げます。

カラフトマスの耳石採取2 カラフトマスの耳石採取3
北九州空港

2008年9月29日

九州から四国方面へ

 9月17日から昨日まで、2学会の参加発表および実験を行いに、九州〜四国方面へ出かけてきました。
 人生で初めて、新しくできた北九州空港を利用しました。残念ながら、雨で外観はよく見ることができませんでしたが、海の上にある立派な空港でした(写真)。
 昨日までの出張の様子は随時、更新いたします。お楽しみに。



タイリクバラタナゴ

2008年9月17日

網走湖に外来種現れる

 先日、いつもお世話になっている西網走漁業協同組合の内海さんから「見たことがない魚が網走湖で獲れた」と連絡を頂きました。
 早速その魚を見てみると、なんと外来種のタイリクバラタナゴでした(写真手前がメス。奥の綺麗な個体はオス)。このタナゴ、北海道内の各所でもその生息が確認されていますが、網走湖での発見は初となります(経済の伝書鳩北海道新聞で記事になりました。)。
 本種は小型でプランクトン食かつ、まだそんなに捕獲されていないので、ここ数年の網走湖の生態系にはさほど影響を及ぼさないと思われます(ただし、日本生態学会の外来種ワースト100にノミネートされています)。当研究室では、今後、定期的に網走湖のタイリクバラタナゴをモニタリングしていく予定です。
 外来種の侵入は大きな問題になります。放流するのは絶対にやめましょう。



能取湖のサンゴ(アッケシ)草

2008年9月16日

友人来網

 昨年も来てくれましたが、ビザ申請のため、一時帰国している大学院時代の友人、斉藤康二博士が今年も網走に遊びに来てくれました。
 今が見頃の能取湖のサンゴ(アッケシ)草(写真1)&てんとらんど(写真2)、能取岬(写真3)などを案内しました。
 非常に楽しい時を過ごすことができました。友人はいつになってもよいものですね。

てんとらんど 能取岬
ふれあい動物園

2008年9月16日

ふれあい動物園

 網走スポーツトレーニングフィールドでは、今年もふれあい動物園を土日祝日に開催しています。
 先週末、行ってみたところ、3連休だったので、たくさんのお客さんがいらっしゃいました。
 動物たちは大変そうでしたが、子供達には大人気でした(写真)。
 無料ですので、機会がありましたら行ってみてください。


キヌガサモヅル

2008年9月12日

キヌガサモヅル

 先日、いつもお世話になっている万泰丸さんからクモヒトデをいただきました。早速、クモヒトデ研究者の国立科学博物館岡西さんに写真を送り、名前を聞きました
。  写真の腕の長いもの、キヌガサモヅルと呼ばれる種だそうです。世界中の水深100m以深の海底に生息しているそうです。
 私が見たところ、3種類いると思ったのですが、右上の個体以外は、同じ種類だそうです。海の中の生物は、奥が深いと改めて思いました。

サンプリング風景

2008年9月12日

サンプリング三昧

 昨日は、学生さん達がこれまで飼育していた魚あるいは野外調査で捕獲してきた魚を解剖&必要な器官の採集-サンプリングと言います-を行いました。氷や専用の麻酔薬を使い、麻酔させ、解剖をしました(写真)。皆さん、ほとんど休みもとらず、朝から晩まで頑張ってサンプリングしてくれました。どのような成果が出るか今から楽しみです。

ギンブナ

2008年9月11日

今年もフナの季節がやってきました

 先日、当研究室がいつもお世話になっている西網走漁業協同組合所属の内海さんからギンブナを大量にいただきました(写真1,2&3)。網走湖のギンブナは、元信州大学の小野里教授により、クローンそして3倍体であることが確認されています。しかも、ほとんどがメスであることも確認されています。当研究室の故鈴木淳志教授もこのギンブナの虜となった一人です。科学的にまだまだ確認されていないことが多いギンブナ。我々も研究していきます。

ギンブナ2 ギンブナ3
ロシア産ズワイガニ

2008年9月10日

ロシア産ズワイガニ

 ある大学の先生からの依頼で、甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属のズワイガニオスを購入しました(写真)。これは、網走の業者さんにお願いして、特別に活で取り寄せていただきました。
 ズワイガニのオスは、松葉ガニ、越前ガニなどとも呼ばれています。非常においしそうなのですが、残念ながら実験用になるそうです。 *ミスで9月10日にアップできませんでした、、、申し訳ございません。

実験
修行

2008年9月9日

実験

 学校は夏休み期間中ですが、研究室に休みはありません。当研究室、まだ、不夜城にはなっていないのですが(全くエコでなく申し訳ないのですが、、、一生懸命実験をしている研究室は必然的にこのような状態になります。)、学生さん達は頑張って生き物の世話をし、実験しています。
 先日、夏休みに残っている学生数名に組織実験(特別な処理をした試料の断面を機械を使って切り取り、それらを染色し、顕微鏡で観察するという実験)の一部過程をやってもらいました(写真1)。先に、指導した大学院院生の堀口君が上手に教えてくれていたので、私の出番は最終段階だけでした。これから、当研究室の学生さん全員、この実験を数ヶ月かけて自分のモノにしていきます。まさに、修行ですね。私も、最近、大学院時代に教わった先輩が口癖にしていたこと(写真2)を思い出し、実験に励んでいます。今後の成果にご期待ください。

鍋林フジサイエンス

2008年9月8日

企業訪問

 8月21日から8月22日までの企業訪問では、静岡県にある中部飼料株式会社さん、山梨県にある鍋林フジサイエンス株式会社さん(写真1)、そして東京都にある和光純薬工業株式会社さん(写真2)にお邪魔しました(お忙しい中、お邪魔させていただいた各会社の皆様、お世話になりました。そして、誠にありがとうございました)。いずれも一流企業です。驚いたことに、いずれの会社にも農大OBがいらっしゃいました。さすが、創立117年の学校です。
 在校生の皆さん、貴殿貴女には、全国あるいは世界の津々浦々に素晴らしい先輩がいます。就職活動、頑張ってください。農大教職員も農大OBも就職活動、応援しますよ!!
 写真3は、おまけで、ご存知、東京タワーです。

和光 東京タワー
エゾホトケドジョウ1

2008年9月5日

エゾホトケドジョウのサンプリング

 大学は夏休み期間ですが、生き物の飼育には休みがありません。当研究室の3年生も、世話がある学生さん達は交代で夏休みをとって、頑張って世話をしています(もちろん、帰省しないで頑張ってくれている学生もいます)。
 先日、1週間しか夏休みをとらずに頑張って世話をしてくれている清水君と希少魚エゾホトケドジョウ&ヤチウグイのサンプリングに出かけました。
 サンプリングを行っている場所も河川改修や人為的な水量調節の影響で各季節様子が変わります(写真1のように僅かな場所の違いでも水温は変わります)。さらに今回はかなり水の量が多く、採集の途中で深みにはまってしまうほどありました。ただ、今年春に産まれたと思われるエゾホトケドジョウの稚魚が確認されました(写真2&3)。とりあえず、増えていてくれて一安心です。当研究室では、これからも継続的にモニタリングをしていきます。

エゾホトケドジョウ2 エゾホトケドジョウ3
牧草ロール
秋の花

2008年9月5日

夏休み その7

 網走へ帰る途中、大小の牧草ロールを見ることができました(写真1)。まるで親子のようですね。
 夏休みは僅かしかありませんでしたが、楽しい時を過ごすことができました。そんな思い出を顧みながら日々の業務に戻ると、、、。もう、秋の花、秋桜(コスモス)と道東名物秋の向日葵(ヒマワリ)が咲いていました(写真2)。もう秋ですね。
 網走キャンパスの学生さんの多くは、9月3週目まで夏休みです。残り少ない夏休みを満喫してください。

層雲峡1

2008年9月5日

夏休み その6

 旭川から網走に帰る途中、北海道上川町にある峡谷、層雲峡に立ち寄りました(写真1,2&3)。今回は、大雪山国立公園層雲峡ご紹介いたします。
 層雲峡は、石狩川上流部にあり、川の両岸が断崖絶壁となっています。ちなみに、層雲峡という名前は詩人、歌人、随筆家そして評論家として著名な大町桂月によって名付けられたそうです。そして、大雪山黒岳山麓には層雲峡温泉があります。この温泉街にはたくさんの観光ホテルや様々な施設があります。そのうち、層雲峡ビジターセンターにお邪魔しました。ここでは、ヒグマの剥製が出迎えてくれました(写真4)。層雲峡の自然について丁寧な説明があり、しかも無料。魅力的な施設です。写真5は流星・銀河の滝です。
 これから層雲峡は、紅葉が見ごろの季節となります。機会がありましたら、是非、層雲峡に行ってみてください。お奨めです。

層雲峡2 層雲峡3
層雲峡ビジターセンター 滝
(株)三河淡水さん1

2008年9月4日

企業訪問-愛知県一色町-

 石原君の養鰻場を見学させていただいた後、今度は、一色町の鰻卸業者 株式会社三河淡水さんに御邪魔しました(写真)。
 さすが、全国2位の生産高を保つ鰻所の卸業者さんだけあって、常に人や機械が忙しそうに動いていました。(株)三河淡水さんの鰻加工工場も見せていただきましたが、その規模の大きさ、そして徹底した衛生管理体制には驚きました。末筆ですが、(株)三河淡水さん、お忙しい中、ご説明&ご案内までしてくださり、誠にありがとうございました。

(株)三河淡水さん2 (株)三河淡水さん3
旭山動物園1

2008年9月3日

夏休みその5

 富良野の次は、旭川にある大人気の旭山動物園に行きました(写真1)。
 夏休み中だったので、さすがに大混雑でした。しかし、プールを優雅に泳ぐペンギン(写真2)やアザラシ(写真3?)、さらに目の前でヒグマ(写真4)やアムールトラを見ることができました。残念ながら、シロクマ(写真5))のダイブは見る事が出来ませんでした。旭山動物園はこれまでにない発想で動物を飼育しており、本当に素晴らしい動物園だなと思いました。

旭山動物園2 旭山動物園3
旭山動物園4 旭山動物園5
ツチクジラ

2008年9月2日

ツチクジラの解体

 本日、ツチクジラの解体が行われました(写真)。今年、2頭目です。今回の個体は、体長約10m、体重約10トンのオスでした。推定年齢は40歳以上とのことでした。
 今年も、大学院時代の後輩が水産庁から派遣された調査員として、頑張って作業していました。
 あっという間に解体される様子は圧巻です。こういった独特の文化は継承すべき、、、と個人的には思いました。

養鰻場

2008年9月1日

愛知県一色町の養鰻場

 8/20(水)の企業訪問では、大学院時代の後輩である石原君が愛知県一色町で運営(取締役は彼のお父さん)する養鰻場に行ってきました。
 広大なビニールハウスの敷地に無数の池(写真1&2)。圧巻です。ここを僅か6-7人で運営しているというから驚きです。
 石原君は大学卒業後からここに勤めているので、もう5年も養鰻業を営んでいることになります。生き物相手ですので、休みはありません。学生の頃には、見られなかったプロのオーラが出ていました。今後もお仕事、頑張ってください。そして、いろいろとお教えください。
 末筆ながら、一色町に滞在中、何かとお世話になった石原君にお礼申し上げます。

養鰻場 石原君
富良野
富良野の花畑

2008年8月30日

富良野の花畑

 網走から約5時間、北海道の真ん中、富良野には広大な牧草地や畑があります(写真1)。
 今の季節、一部の畑オーナーさんたちは、様々な花を植えています。網走天都山にあるてんとらんどの広大な土地に咲く花たちも素晴らしいですが、富良野も負けていません(写真2)。
 北海道では、私のような写真素人でも、なんとなく、綺麗な写真が撮れてしまいます。これも北海道の魅力です。

北の国から

2008年8月29日

夏休み その3

 富良野ではアンパンマンショップにも行ってきました。
 富良野という大自然の中にあるアンパンマンショップは、アンパンマンで出てくるパン工場のようでした。
 お店の中は、たくさんのグッズと作者であるやなせたかしさんが描かれた絵のレプリカがありました。2階はちょっとしたミュージアムになっており、大人も子供も十分に楽しむことができました(写真)。

北の国から1 北の国から2
秋葉君

2008年8月28日

希少魚オショロコマ実験

 当研究室3年生秋葉君の研究テーマは、準絶滅危惧類のオショロコマを使った実験です(写真)。この実験は標津サーモン科学館さんと共同で行っております。
 雪が積もらない限り、周年で採集を行います。もちろん、夏休み期間中である現在も採集があります。現在、少しずつですが、興味深いデータが集まって来ております。今後の成果にご期待ください。

北の国から

2008年8月27日

北の国から

 楽しい夏休みというものはあっという間に過ぎてしまうものです。今回も、その思い出の一部を紹介します。
 先に紹介した鉄道員の撮影現場である南富良野町から数十キロ先にある富良野市では、倉本聰さん脚本の「北の国から」というTVドラマの撮影現場に行きました(写真)。
 TVのセットがそのまま残されており、なんとなく懐かしい気持ちになりました。

北の国から1 北の国から2
ウナギの飼育場

2008年8月26日

企業訪問

 8月19日から8月22日まで企業訪問で、愛知県、静岡県、山梨県そして東京都に出かけてきました。  まずは、愛知県水産試験所内水面漁業研究所をご紹介いたします。ここの試験所では、主にウナギの種苗生産に関する研究を行っています。この研究所では、今から約20年前、女性ホルモンによるメス化ウナギの作成に成功しました。現在、ウナギの種苗生産を行っている研究所のほとんどが、この技術を利用し、メス化ウナギを作成しています。  たくさんのウナギの飼育場があり(写真)、これからこの試験所で出される結果が楽しみです。

ウナギの飼育場1 ウナギの飼育場2
夏休み1

2008年8月24日

夏休み1

 8月15日から17日までつかの間の夏休みをとりました。行き先は、北海道の中央部です。
 まずは、浅田次郎さんの小説「鉄道員(ぽっぽや)」の映画撮影跡地に行きました。この作品、ご存知の方も多いと思いますが、小説、映画ともに名作です。映画のセットがほぼ残されており、映画を観た方は感激するのは間違いなしです。無料で観ることができます。お近くにお立ち寄りの際は、是非行ってみてください。

夏休み2 夏休み3
夏休み4 夏休み5
五十嵐君、木下君、平山君、福岡君

2008年8月19日

トラフグの飼育実験終了

 5月中旬から、当研究室所属の3年生五十嵐君、木下君、平山君(もちろん、オホーツク臨海研究センター技術員西尾さんにも大変御世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます)が、約4ヶ月間、丹精込めて飼育したトラフグの飼育実験がお盆の真最中の8月14日に終了しました。そして、彼らとヘルパーの福岡君とで、その日の朝から翌日の3時まで、眠い目をこすりながら、ひたすら、測定&解剖を行いました(写真)。
 これから、数ヶ月かけて解析です。どんな成果が出るか今から楽しみです。成果をご期待ください。(この研究は、愛媛県の西南自動車工業株式会社との共同研究です。本研究にご支援くださった西南自動車工業株式会社山下様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。)

ババガレイ黄色変異個体

2008年8月18日

ババガレイ黄色変異個体

 先日、北海道新聞網走の記者近藤さんが、黄色のババガレイを持ってきてくれました(写真)。*近藤さんは、網走漁業協同組合の市場に、ほぼ毎日通っているそうです。この個体も組合さんから頂いたものだそうです。
 ババガレイの黄色変異個体。これまでも、元北海道大学尼岡教授によって報告されています(この文献は、国立科学博物館河合博士に提供していただきました。河合博士、いつもありがとうございます)。
 この個体は、昨年、網走沖で捕獲された黄色のシロザケ同様、メラニン凝集ホルモンの異常分泌による黄色変異個体と思われます。残念ながら、この個体、死後、数日経過しているので、当研究室の解析材料になりませんが、標本として、国立科学博物館に寄贈する予定です。

女満別の水路 

2008年8月13日

女満別の水路 

 網走市の隣、大空(旧女満別)町には、広大な農地があります。そして大抵の農地には水路があります。
 最近、一部水路において改修作業が行われておりました(写真1)。そして、すでに改修され水路を見ると、水深が深く、水の流れも速くなっていました。ただ、全面コンクリートで覆われているわけではないので水草が生えていました(写真2)。しかし、このような水路では、今まで生きていた生物が死んでしまう可能性があります。
 できてしまったものや作業中のものを壊すわけにはいきません。人間と生物がなんとか両立できないかと考案中に、ふと脇を見たところ、おそらく農家さんが独自に作ったと思われる石による水路がありました(写真3)。こういった地道な努力が生物を守っていくんだな、、、と関心しました。

女満別の水路1 女満別の水路2
和田君

2008年8月12日

和田君、来室

 本日、今年3月に卒業した和田君(生物産業学部大学院生:水産増殖学研究室所属)が遊びに来てくれました。和田君は、現在、海上自衛隊の幹部候補生として、広島で訓練を受けているそうです。今回は、つかの間の夏休みで、お土産(海上自衛隊名物カレー)を持って遊びに来てくれました(写真)。すっかり、海の漢に変貌していました。海の安全のため、これからもお仕事頑張ってくださいね!

エゾホトケドジョウの人工孵化に関する記事

2008年8月11日

エゾホトケドジョウの人工孵化に関する記事

 先日、当HPでもご紹介しましたエゾホトケドジョウの人工孵化に関する記事が8月9日北海道新聞夕刊の全道版に掲載されました(写真)。2日前には、地方紙の経済の伝書鳩でも掲載されました
 記事には、この研究のリーダーである鈴木崇正君がばっちり写っています。
 当研究室では、配属された学生さんたち全員に、素晴らしい研究テーマを与えております。今後も彼らが出す成果を随時、ご紹介していきます。ご期待ください。

丸万川1

2008年8月9日

丸万川

 本日、故鈴木教授の二代目として網走市主催「わくわく探検隊:小学生を対象とし、網走の自然を体験するイベント」の隊長に任命されました。
 場所は、昨日、ご紹介した丸万川です。気温17℃、水温15℃と寒い条件でしたが、ちびっ子たちは、びしょびしょになりながら魚とりを楽しんでいました(写真1,2&3)。
 そして、雨にも負けず、採集したスジエビ、サクラマス、シベリアヤツメ、ウキゴリなどをスケッチしました(写真4&5)。
 ハイセンスの絵を描く子やナイスコメントを書く子など、網走の子供の優秀さに驚きました。彼らが将来、農大生になってくれることを期待しつつ、わくわく探検隊を除隊しました。

丸万川2 丸万川3
スジエビ、サクラマス、シベリアヤツメ、ウキゴリ 子供
丸万川1

2008年8月8日

丸万川

  8月9日土曜日に行われる網走市の小学生を対象にしたイベント「わくわく探検隊」の下見をしに、丸万川(濤沸湖に注ぎ込む河川の一つ)へ網走市の職員竹岡さん(生物産業学部7期生、広島県出身)と共に行ってきました(写真1&2)。
 早速、どんな魚が獲れるのか調査してみました(当研究室は、網走管内の様々な河川の特別採捕許可を北海道からいただいております)。
 すると、アメマス(写真3)、ヌマガレイ&サクラマス(写真4)、ウキゴリやスジエビ(写真5)などたくさんの水生生物が捕獲できました。
 この場所なら、子供たちが楽しんでくれることは、間違いないでしょう。明日が楽しみです。

丸万川2 アメマス
ヌマガレイ&サクラマス ウキゴリやスジエビ
孵化5日目のエゾホトケドジョウ

2008年8月7日

エゾホトケドジョウの孵化に成功しました 

 先日、鈴木崇正君、内田光陽君、清水征晴君から成る希少魚種増殖チームが、絶滅危惧種エゾホトケドジョウの採卵及び人工孵化に成功しました。
 写真は、孵化5日目のエゾホトケドジョウです。体長約5mmです。約200尾、稚魚が孵化しました。
 これらはもう少し成長させ、故郷に放流する予定です。
 今回は、ホルモン投与により採卵し、受精させる方法を用いましたが、今後は自然日長や温度をコントロールして、何もしないで受精卵を得ることができる方法を確立する予定です。
 当研究室では、これからも希少種を増殖させる研究を行っていきます。これからの成果もご期待ください。

カラフトマス(オホーツクサーモン)

2008年8月6日

カラフトマス(オホーツクサーモン)

 先日、網走市の名店、喜八のマスターさんと、カラフトマス(写真)の定置網漁師さんを訪問させていただきました。
 現在、カラフトマスは1尾約200円(浜値)とシロザケの半分の値段しかついていません。しかし、今捕獲されるカラフトマスは、脂がのっており、シロザケ以上のおいしさです。
 この魚は、シロザケのように毎年決まった量が獲れるわけではない希少な魚です。現在、私は喜八のマスターさんをはじめ、網走の有志の方々となんとかこの魚の価値を上げられないかと検討しています。
 一度、食べたら忘れられないほど、おいしいカラフトマス。網走にお越しの際は、是非お召しあがりください。

市川、岩田、福岡

2008年8月5日

ウチダザリガニの駆除

 7月31日から昨日まで、オープンキャンパスのスタッフとして世田谷キャンパスに、伊藤教授と水圏生態学研究室の西野准教授と行ってきました。たくさんの高校生や親御さんに来ていただきました。ご来場してくださった皆様、誠にありがとうございました。8月23日、24日には、オホーツクキャンパスのオープンキャンパスがあります。皆様のご来場お待ちしております。
 さて、話は変わりますが、今年6月、然別湖におけるウチダザリガニの駆除活動に参加した当研究室3年生の市川さん、岩田君、福岡君が十勝毎日新聞にカラーで登場しました(写真)。
 記事の内容は、残念ながら、研究ではなく、ウチダザリガニを試食している様子です。
 特定外来生物は、その生物自体が悪いわけではないのですが、生態系を維持するために駆除する必要があります。ただ、命は尊いものであるので、単に駆除するのではなく、有効利用する必要があります。食べることも有効利用の一つで素晴らしいことだと記事を読みながら感じました。


このページのトップへ戻る
 所属教員と研究テーマ

鈴木 淳志 教授 e-mail:

アクアゲノムサイエンス研究室 鈴木淳志教授
2008年4月上旬ご逝去されました。
ここに生前賜りましたご厚情を深謝し謹んで御知らせ致します。


伊藤 雅夫 教授 e-mail:

【専門分野】

発生工学,遺伝学,生殖生物学

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

動物バイテク研究室HP参照


松原 創 講師 e-mail:

【専門分野】

水圏生物の繁殖生理学

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

水圏生物の精子と卵をつくり、その資源をふやす。

 2006年、東京大学の塚本教授によりニホンウナギの産卵推定域が明らかになったが、受精能を持つ配偶子を有(成熟)したウナギ属の親魚は捕獲されていない。もちろんウナギ属は飼育環境下で成熟しない。そのためニホンウナギではホルモン投与により成熟させる試みが1960年から行われてきた。その結果、1960年代中に雄では静岡水試の大上&飯塚、雌では東京大学の日比谷教授により人為的に成熟した個体を得たことが報告(*研究報告書として残されているデーターによる)され、1974年には北海道大学の山本教授&山内教授により世界で初めて飼育環境下で仔魚を得たことが発表された。そしてホルモンを投与する試みが行われてから40年近く経った2003年、(独)水産総合研究センター養殖研究所の田中博士らにより世界で初めて仔魚を蒲焼サイズの個体までに育てたことが報告された。このように先人の方々の偉業により、ウナギの子はつくりあげられた。しかし、ウナギ属の成熟のメカニズムに関しては未だ不明な点が多く残されている。
 これまで養殖業者(上記、飯塚)の孫である私は、この魔魚(敬意を込めて)のマジック解明を試みてきた。山内教授の下では若いウナギに受精可能な卵を産ませること(*現行の手法では数年飼育した個体でないと卵を得る事ができなかった)や、田中博士の下では偶発的だがホルモン未投与で受精可能な精子を出したウナギがいたことなどを発表し、謎のごく一部を明らかにしてきた。
 ウナギはふやすことが最も難しい魚であるが、裏を返せば成功したその技術は他魚種にも貢献できるはずである。そこで、私は水産業の盛んな網走にて、これまで培ってきた技法を様々な水圏生物へ応用したいと考えている。むろん、自身では何も出来ない。学生さん、地域の方々さらに関係機関の方々のお力をお借りして、研究成果を実用化していきたい。皆様のご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。



このページのトップへ戻る
 卒業研究のテーマ
  • クリオネに関する研究(企業との共同研究)

  • レピドシレン目やポリプテルス属を中心に外国産淡水魚類の生殖に関する研究

  • 深海性魚類(ギンザメ)の生殖生理学的研究(独立行政法人との共同研究)

  • ヤツメウナギの生殖生理学的研究

  • キチジをふやすための研究(企業との共同研究)

  • 希少種(ニホンザリガニ、エゾホトケドジョウやイトウ)の保全及び増殖に関する研究(独立行政法人、北海道、企業との共同研究)

  • 養殖対象魚類の性をコントロールする技術の開発(企業との共同研究)

  • 海産哺乳類の生殖に関する研究(水産資源管理学研究室との共同研究)

  • 甲殻類(ウチダザリガニ、タラバガニ科)の生殖生理に関する研究

  • あたらしい養殖技術(輸送技術や疾病対策)の開発(水圏生物化学研究室や企業との共同研究)

  • ウナギ属に関する研究(国内外の大学との共同研究)


このページのトップへ戻る

|生物産業学部トップ |生物生産学科 |食品科学科 |産業経営学科 |アクアバイオ学科 |