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水産増殖学研究室
NEWS
写真1 

2010年2月8日

卒論

 発表会でした。朝9:00スタートで終わったのは夕方17:00ごろです。長丁場でした。発表する増殖研1期生の1人1人にとっては自分の発表が終わるまでは緊張の1日だったはずです。発表の準備のため寝不足で、自分の発表が終わって緊張がとれると、とたんにガクッときていた学生もいました。
 しかし、1期生の発表は素晴らしいものでした。本当によくやってくれたと思います。
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写真1 発表会場の教室
写真2 能取湖産ホッカイエビの個体群構造への漁獲の影響について発表する山本君
写真3 発表が終わって
                       (前回の正解は8人)

写真2  写真3 
写真1 

2010年2月4日

立春

 の日です。今日は良い天気です。大学はテスト期間も終わり、1・2年生は春休み、3年生は就活で出かけたためすっかり静かになりました。
 さて、増殖研の卒論発表会は来週月曜日、あと3日後です。1月に入り21人の1期生は卒論のまとめに取り組んできましたが、いよいよ大詰めです。そんな研究室の様子を覗いてみます。
 部屋の中はパソコンと電子レンジの音。。。ところで、写真3には何人の人が写っているでしょうか?(正解は次回)

写真2  写真3 
写真1 

2010年1月16日

フィールドワーク

 初めは、濤沸湖(湖面積9km2、最大水深2.1m)でした(写真1)。今冬はとても暖かく、雪が多いのが特徴です。網走周辺のサロマ湖や能取湖は氷っていません。容積の小さな藻琴湖や濤沸湖は氷っていますが、氷は薄そうです。
 さて、島根大汽水域研究センターの瀬戸先生チームとの共同研究の一環で、一昨年から調べているコアサンプル調査です。濤沸湖の東端中央に歩いて行き、氷に穴を開けて押し込み式コアサンプラーで湖底の泥を採取しました(写真2)。関心の氷の厚さは27cm。穴を開けるのは大変でした。。。泥の深さ80cm付近に硬い砂層があったため、そこで採取はストップ。持ち帰ってみるとコア最深部にはシラトリガイ類の貝殻が。
 濤沸湖の歴史と環境変化をたどっていきます。

写真2  写真3 
写真1 
写真2 

2010年1月9〜11日

汽水

 とは、海水と川の水が混じった独特な水のことです。水に溶けている塩分の濃度で定義することもありますが、ポイントは海と陸が出会う場所にできる水のこと、です。陸地は海に囲まれているので、海岸線にはどこでも汽水があるといえます。特に大きな汽水があるところを「汽水域」と言います。例えば、沿岸の湖や川の河口などです。
 昔から人は汽水域の近くで生活してきました。生き物が豊富で水も平地もあるので暮らすのに都合が良かったからです。汽水域には独特な自然が成り立ち、陸と海をつなぐ様々な環(わ)があります。しかし、人間活動が大きくなるにつれて、陸と海のつながり方は大きく変化し、その結果、汽水域も大きく変貌してきました。
 日本国内で初めてとなる汽水域を専門とする学会が立ち上がりました。その最初の大会が島根県松江市で開かれたので、参加してきました。ところで、アメリカにも汽水域学会があります。アメリカではチェサピーク湾という大きな汽水域があり、そこが米国汽水域研究のメッカです。日本では、宍道湖・中海が最大の汽水域で、そこで第1回大会は松江だったわけです。
 汽水域の自然は独特です。新年とともに新たに始まった学会もユニークなものになることが大切だと思っています。
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写真1 干拓中止となった中海の現状を報告する島根大・山口准教授
写真2 能取湖の底生動物の変遷について発表する園田

写真1 

2010年1月5日

 上自衛隊大湊地方隊に勤務する和田公彦君(2008年3月・生産学科水圏分野(注:アクアの前身)卒業:写真1)が正月休みを利用して網走の当研究室を訪ねてくれました。私が会うのはほぼ2年ぶりでしょうか。
 和田君は研究室HP記事2007年度版2/24〜2/27記事に登場しています。今は1500トンの護衛艦に乗船しているそうで、船での生活や、中東から黒海方面への練習航海の思い出などを話してくれました。テキパキした受け答えがさらにキリッとなった印象を受けました。
 卒業生が訪ねてくれるのは大変嬉しいことです。和田君、元気で!

写真2  写真3 
写真1 

2010年1月4日

あけまして

 おめでとうございます。今日から仕事始めです。研究室では越冬隊(注1:実家に帰らず年を越して研究室/大学にいる学生のこと)の4年生・3年生が卒論やその他いろいろに取り組んでいます。今年もより良い仕事をしていこうと思います。
 ところで、オホーツクキャンパスには神社があります(写真1)。伊勢神宮から来られた神様です。ロングショットでひいていくと…写真3は今日のキャンパス内の風景です。どこに神社があるかわかりますか?

写真2  写真3 

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 所属教員と研究テーマ

水野 眞 教授 e-mail:

【専門分野】

珪藻類の生物学

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

珪藻類の系統進化


千葉 晋 准教授 e-mail:

【専門分野】

進化生態学、水産学

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

崩壊することのない持続的な漁業に貢献したいと思っています。特に関心をもって調べていることは、進化から考える水産資源(魚介類)の管理です。自然生態系の一部としての「漁業」を考えます。その他には知床・網走の海岸の生物相や、貝類・甲殻類の生物史や行動なども調べています。


園田 武 講師 e-mail:  個人ホームページ

【専門分野】

水産生態学、保全生物学、汽水生物学、インパクト・アセスメント

【現在取り組んでいる主な研究課題と内容】

オホーツクキャンパスのある網走周辺は、数多くの沿岸海跡湖や大小の河川があり、それらは沿岸域生態系の大切な構成要素であると共に、地域水産業を支える重要な漁場にもなっています。こうした漁場環境において持続的な漁業生産を確保し、水産資源の増殖を図るためには、まず漁場となっている水界生態系、水界生物群集の構造と機能を解明するための基礎的研究が必要です。そして、生態系と生物群集の定期的な健康診断を実施し、その健康が維持されるような知恵と協働作業が望まれます。「健康な漁場環境こそが、おいしく安全な魚介類を育てる」、この様な生態系保全型漁業の確立のために、下記のようなテーマを設定して研究を進めています。

1)沿岸性ならびに汽水性魚介類の生態学的・自然史学的研究

2)沿岸増養殖漁場の環境保全と生物モニタリングに関する研究

3)沿岸域の生態系定量評価手法に関する研究

4)漁業活動、または人為的環境改変事業が水界生態系に及ぼすインパクトの定量評価

5)河川流域生態系および沿岸域生態系の連関に関する研究




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 卒業研究のテーマ
  • オホーツク沿岸に生息する珪藻の分類と進化

  • 培養法による珪藻の生理生態学的研究

  • 能取湖のマクロベントス群集構造と環境特性:湖口開削後30年間の漁場環境変化の研究

  • 網走湖・網走川河口域におけるヤマトシジミの産卵の時空間的パターンに関する研究

  • 漁獲に起因するホッカイエビの生活史変異

  • 貝類の遺伝形質にみられる緯度間変異 〜なぜ、オホーツクの貝類は凍死しないのか?〜


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